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横浜バロック室内合奏団

日本の室内オーケストラ ウィキペディアから

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横浜バロック室内合奏団(よこはまバロックしつないがっそうだん、Yokohama Barock Chamber Orchestra)は、日本の室内オーケストラヴァイオリニスト小笠原伸子[1]の率いる室内合奏団で、1991年より神奈川県横浜市を拠点に活動をしている[2][3]

概要 横浜バロック室内合奏団, 出身地 ...

概要

1991年、小笠原伸子と教え子を中心に結成された[4][5][6]。中心メンバーは横浜で活動する弦楽器奏者とチェンバロ奏者である[3]横浜みなとみらいホールで年4回の定期演奏会を開催している[4][7]

「生活の中で身近に音楽に親しむ場を広げること」を目的に[8]、2003年にはJR関内駅近くの会場でサロンコンサートを始める。また楽団員が横浜市旭区の地域生活支援拠点を訪れて演奏する[9]など、市民のもとに音楽をもたらしてきた。

2011年からは横浜市中区に横浜バロック関内サロンをオープンし、毎週コンサートを開催。2017年には500回を記念し、3夜連続演奏会を開催する[3]

「ヨコハマの会」はイラストレーター柳原良平を中心とした横浜を愛する文化人の団体で、当団体は2006年[10]、「ヨコハマ遊大賞」を受賞[4]。また2009年には横浜市から、横浜文化賞文化芸術奨励賞を受賞する[11]

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小笠原伸子

北海道赤平市出身[8]。4歳よりヴァイオリンを始め、東京芸術大学付属高校を経て東京芸術大学、大学院を修了する[8]。1979年から1987年に神奈川フィルハーモニー管弦楽団に在籍し、コンサートマスターを務める[8]。1981年から1989年には、神奈川フィルの楽団員により結成された横浜弦楽四重奏団で第1ヴァイオリンを担当する[12]。1991年、当横浜バロック室内合奏団を結成する[3]

2004年には横浜みなとみらいホールで、J・S・バッハ「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ」全曲演奏会を開催する[13]。2024年には神奈川県立音楽堂で、横浜バロック室内合奏団と東京室内管弦楽団と共に、4大ヴァイオリン協奏曲の演奏会を開催する[14]

参考文献

『ストリング』送信サービスで閲覧可能

  • 第6巻10(通号61)、レッスンの友社、1991年10月、doi:10.11501/7960069。「神奈川、横浜バロック室内合奏団「第2回定期演奏会」Vn:村中伸子、Fl:江波戸美和」
  • 第9巻11(通号98)、レッスンの友社、1994年11月。掲載誌別題『String : 弦楽専門誌』。
  • (コマ番号:6)横浜バロック室内合奏団、コントラバス村井東樹「第8回定期演奏会」モーツァルト/ピアノ四重奏曲変ホ長調 K.493
  • (コマ番号:35)横浜バロック室内合奏団第8回定期演奏会:1991年に横浜を中心に活躍する気鋭の弦楽器奏者たちによって結成された
  • (コマ番号:54)横浜バロック室内合奏団第8回定期演奏会、神奈川県立音楽堂 6:30
  • 「可能性を広げていろいろな曲に挑戦したい:ヴァイオリニスト小笠原伸子さん」第19巻第9号、レッスンの友社、2004年9月。

『レッスンの友』送信サービスで閲覧可能

  • 第29巻10(通号337)、レッスンの友社、1991年10月。「神奈川、横浜バロック室内合奏団「第2回定期演奏会」」

脚注

外部リンク

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