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小黒世茂
日本の歌人 ウィキペディアから
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来歴
1948年和歌山市加太生まれ。1989年玲瓏入会、塚本邦雄に師事。
1999年に「隠国(こもりく)30首で第10回「歌壇賞」を受賞[2]。以降、高野山や熊野を主題とし、独特のアニミズム感覚にもとづく作歌活動をつづける。
歌集に『隠国』『猿女』『雨たたす村落(むら)』『やつとこどつこ』『小黒世茂歌集』『舟はゆりかご』、エッセイ集に『熊野の森だより』『記紀に游ぶ―日本のわすれもの』などがある。
受賞歴
著書
歌集
エッセイ集
- 『熊野の森だより』(本阿弥書店、2008年)
- 『記紀に游ぶ―日本のわすれもの』(ながらみ書房、2016年)
作品
『九夏』
- なにかが来る前のやうにも遠のいた後のやうにも目をつむる馬
- しづみゐし空母信濃に白骨をゆらすかそかな水流あらむ
- 途中をいそぐ夢だつた やまぶきのつめたき土を猫は嗅ぎをり
- これの世は菌糸のつながり明けがたの森の出口に傘ひらく姉
- 女の子の髪まつすぐに夏かげの瀧のにほひのする資料室
- 足型のシールのうへに足かさねキレートレモンを一本抜けり
脚注
外部リンク
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