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尾張部克志

細胞生物学者 ウィキペディアから

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尾張部 克志(おわりべ かつし)は、細胞生物学者。細胞接着における基底膜の機能やヘミデスモソームの分子構築の研究で著名。1993年、日本生化学会のJB論文賞を受賞[1]名古屋大学名誉教授。理学博士。秦野節司の直弟子。

概要 尾張部 克志(おわりべ かつし), 生誕 ...

研究

動物の組織構築には、細胞極性が必要で、細胞間および細胞・基質間の細胞接着装置にその仕組みがある。尾張部は、ヘミデスモソームの細胞接着に関与する細胞接着分子生化学細胞生物学免疫学的に研究した。

1991年、ウシ角膜上皮細胞からヘミデスモソームの単離に成功し、天疱瘡抗原(pemphigoid antigen)、新しいタンパク質・HD1(hemidesmosome 1)を発見した[2][3]

その後、ヘミデスモソームの接着タンパク質を次々と解明し、細胞接着の仕組みを解明すると同時に、天疱瘡の診断と治療の基礎研究に大きく貢献した。

略歴

脚注

外部リンク

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