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屋根裏部屋の公爵夫人

日本のライトノベル ウィキペディアから

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屋根裏部屋の公爵夫人』(やねうらべやのこうしゃくふじん)は、もりによる日本ライトノベル小説投稿サイト小説家になろう」にて2017年12月10日から2019年12月29日まで連載された[2]。書籍版は2018年6月から、カドカワBOOKSKADOKAWA)より刊行されている。イラストは、1巻・2巻はアオイ冬子、3巻はアオイと珠梨やすゆき、4巻以降は甘塩コメコが担当。

概要 屋根裏部屋の公爵夫人, ジャンル ...

林マキによるコミカライズが、『B's-LOG COMIC』(KADOKAWA)にてVol.74(2019年3月5日発売)より連載中[3]。2022年には、コミックシーモアが主催する「みんなが選ぶ!!電子コミック大賞2022」で女性部門賞を受賞した[4]

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あらすじ

伯爵令嬢オパール・ホロウェイは16歳のとき、社交界にデビューして間もなくとある貴族令息に襲われ、未遂には終わったものの「未婚女性にあるまじきふしだらな貴族令嬢」と噂されるようになり、その噂を払拭できないまま3年の歳月を経ていた。既に結婚を諦めていたオパールは、将来祖母の遺領を経営するつもりで勉学に励んでいたが、ある日突然、父のホロウェイ伯爵からヒューバート・マクラウド公爵との結婚を言い渡される。マクラウド公爵家は経営難で多額の借金を抱えており、裕福なホロウェイ伯爵家から資金を借りるべくオパールとの結婚を承諾したと言う。

誰からも祝福されない結婚式を挙げたオパールは、王都の公爵家の屋敷で使用人の誰からも粗雑に扱われ、幼くして両親を失ったヒューバートの後見人ノーサム夫人とその娘ステラと会うことも禁じられる。自身が決して公爵家に受け入れられないと気付いたオパールはヒューバートとの離婚を決意し、ほとぼりが冷めるまで自ら屋根裏部屋に籠る中、偶然から公爵家の領地管理記録簿を見つけ、先代が亡くなって以降、領地経営で不正が行われていたことを知る。マクラウド公爵領は、正しく経営すれば借金を負うはずのない領地なのだと。オパールは自らの悪評を利用して、悪女を演じてでも不正を暴き、マクラウド公爵領を立て直すことを決意する。

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既刊一覧

小説

  • もり(著)・アオイ冬子(イラスト、1巻 - 3巻[注 1])・珠梨やすゆき(イラスト、3巻[注 2])・甘塩コメコ(イラスト、4巻・5巻)『屋根裏部屋の公爵夫人』 KADOKAWAカドカワBOOKS〉、既刊5巻(2024年1月10日現在)
    1. 2018年6月9日発売[5]ISBN 978-4-04-072796-7
    2. 2018年12月10日発売[6]ISBN 978-4-04-072797-4
    3. 2022年10月7日発売[7]ISBN 978-4-04-074551-0
    4. 2023年10月10日発売[8]ISBN 978-4-04-075151-1
    5. 2024年1月10日発売[9]ISBN 978-4-04-075255-6

漫画

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脚注

外部リンク

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