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山鹿灯籠民芸館
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山鹿灯籠民芸館(やまがとうろうみんげいかん)は、熊本県山鹿市にある伝統的建築物。2002年(平成14年)に国の登録有形文化財に登録されている[1]。
概要
鉄筋コンクリート2階建ての建物は1925年(大正14年)に安田銀行山鹿支店として建てられたもので、1932年(昭和7年)から1973年(昭和48年)までは肥後銀行山鹿支店として使われていた[2]。この建物を山鹿市が譲り受け、1987年(昭和62年)4月に山鹿灯籠の情報発信施設として開業した[2][3]。館内では山鹿灯籠まつりで知られる金灯籠が100個吊り下げられているのをはじめ、宮造りや座敷造りなどの灯籠作品が展示されているほか、これまでの山鹿灯籠まつりの写真やポスター、また制作で使用される道具なども紹介されており、山鹿灯籠の歴史的・技術的背景が学べるようになっている。また、別館では若手職人による制作実演も行っているほか、工芸ワークショップが随時行われており、参加者は制作した灯籠を持ち帰ることができる[4][5]。
建物は2002年(平成14年)6月25日に国の登録有形文化財に登録されている。銀行として使用されていた時代はその大部分を営業室とし,西側に事務室等を設けていた。外観はイオニア式風のデザインだが、玄関上部の装飾など細部に特色が見られる[1]。また、天井には、江戸時代に「御前の湯」(さくら湯の前身)の天井に描かれていた狩野洞容(細川藩の絵師とされる)作とされる「双龍の絵」が飾られている[6]。
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利用情報
- 所在地
- 熊本県山鹿市大字山鹿1606-2
- 入館料
- 一般300円、小中学生150円
- 開館時間
- 9時00分 - 17時00分
- 休館日
- 12月29日~1月1日
周辺
交通アクセス
- 熊本桜町バスターミナル、玉名駅、新玉名駅のいずれかから九州産交バス山鹿温泉ゆきに乗車し「山鹿温泉(八千代座入口)」下車。
- 九州自動車道植木インターチェンジから12㎞、菊水インターチェンジから9.5㎞。
ギャラリー
- 1階の様子
- 2階の天井と山鹿灯籠
脚注
外部リンク
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