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岩手県立杜陵高等学校
岩手県盛岡市にある高校 ウィキペディアから
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岩手県立杜陵高等学校(いわてけんりつとりょうこうとうがっこう、英語: Iwate Prefectural Toryo High School)は、岩手県盛岡市にある公立の定時制・通信制高等学校。
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概要
1924年、日本で3校目(東北地方では初)の夜間中学校として創立した。1968年に通信制課程を新設(移管受け入れ)し、岩手県における定時制・通信制教育の中心となった[2]。 1988年には単位制へ移行し、2009年に奥州校を創設した[2]。 2019年までの卒業生は12,904名[3]である。
生徒数は定時制課程普通科126名(2021年5月1日現在)、通信制課程普通科444名(2021年度)である[4]。 定時制・通信制とも単位制(3年以上在籍、必修科目を含め74単位取得で卒業可)、2期制(春・秋入学卒業)を採用する[5]。 定時制は3部制(午前、主に午後、夜間)での通学、通信制は自宅学習・レポート提出が中心(スクーリング・期末テスト・特別活動で通学も若干必要)となっている[5][6][7]。 定時制・通信制とも、制服や細かな校則は無い(但し「自由には責任が伴う」としている)[5]。 かつては遠方出身の生徒のための寄宿舎(学生寮)が設けられていた[6]。
1976年より盛岡少年刑務所の被収容者に対する通信制教育を開始し(全国で3か所目)、2019年までに累計で218名が入学し、145名が卒業している[8]。
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校訓・教育目標
「熱意 誠意 創意」を校訓とし、「他者を尊重・敬愛し、自助の精神や継続的な向学心を持つ、心身ともに健康で、社会人として貢献ができる人材の育成」を教育目標とする[1]。
沿革
- 1924年 - 10月13日に授業を開始し、10月24日に「私立盛岡夜間中学」として設立が認可(私立学校令)される。
- 1943年 - 岩手県への移管され、3月31日付で「岩手県立盛岡夜間中学校」に、11月1日付で「岩手県立杜陵中学校」に改称。
- 1948年 - 学制改革により「岩手県立杜陵高等学校」として新制高等学校へ改組。
- 1963年 - 日本放送協会学園高等学校(現在のNHK学園高等学校)が発足し、同校の協力校となる。
- 1968年 - 岩手県立盛岡第一高等学校より通信制課程を移管受け入れ[10]。
- 1969年 - 技能連携制度に絡み、通信制課程に農業科・生活科・衛生看護科を設置[11]。
- 1974年 - 通信制課程に宮古分室(岩手県立宮古高等学校内)、水沢分室(岩手県立水沢商業高等学校内)、福岡分室(岩手県立福岡高等学校内)を設置。
- 1975年 - 通信制過程福岡分室を廃止。
- 1976年 - 盛岡少年刑務所の被収容者に対する通信制教育を開始[3]。
- 1988年 - 定時制課程に単位制を導入。
- 1993年 - 定時制課程に3部制(午前・主に午後・夜間)を導入。
- 2003年 - 通信制課程の募集が普通科のみとなる(衛生看護科募集は前年で終了)[12]。
- 2009年 - 岩手県立杜陵高等学校奥州校を開校(単位制、定時制課程及び水沢分校から移行した通信制課程)。本校、奥州校とも通信制課程に2期制(春・秋入学卒業)を導入。
- 2018年 - 通信制課程宮古分室を岩手県立宮古高等学校へ移管。
- 2023年 - 3月31日、寄宿舎(若鷹寮)を閉舎[13]
学校行事
- 杜高大会 - 6月実施のスポーツ大会。
- 生活体験発表会 - 生徒の生活体験の発表会。
- 杜高祭・文化部発表会 - 文化祭。
部活動
アクセス
この項目の出典[21]
脚注
参考文献
関連文献
関連項目
外部リンク
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