トップQs
タイムライン
チャット
視点

幌糠駅

かつて北海道留萌市にあった北海道旅客鉄道の駅 ウィキペディアから

幌糠駅
Remove ads

幌糠駅(ほろぬかえき)は、北海道留萌振興局留萌市幌糠町にあった北海道旅客鉄道(JR北海道)留萌本線廃駅)である。電報略号ホヌ事務管理コードは▲121506[2]であった。

概要 幌糠駅, 所在地 ...

廃止時点では上りと下り始発の普通列車は通過していた。

歴史

Thumb
1977年の幌糠駅と周囲約500メートル範囲。上が留萌方面。駅裏深川側に見える木工場は、新道が通ったため駅と切り離されているが、元々当駅に隣接した大きな貯木場の一部だった。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

戦前までは付近の御料林伐採材の主要な搬出駅であり、冬期間に伐採した木材を隣接土場に貯木し、それを夏期に駅より列車で搬出していた。

年表

駅名の由来

所在地名より。駅付近を流れる留萌川北支流中幌糠川を指すアイヌ語の「ポロヌㇷ゚カペッ(poro-nupka-pet)」(大きい〔親なる〕・野の・川)に由来する[9][10]

この名称は、中幌糠川より下流にある林川の原名「ポンヌㇷ゚カペッ(pon-nupka-pet)」(小さい・野の・川)と対になっている[9][10]

Remove ads

駅構造

廃止時点では単式ホーム1面1線を有する地上駅であった。ホームは線路の東側(留萌方面に向かって右手側、旧1番線)に存在する[11]転轍機を持たない棒線駅となっている[11]。かつては相対式ホーム2面2線を有する列車交換可能な交換駅であった[12]。(臨時列車との交換の為、上り急行はぼろ」が乗降扱いの臨時停車をしたこともある)互いのホームは駅舎側ホーム中央部分と対向側ホーム北側を結んだ構内踏切で連絡した[12]。駅舎側(東側)が上りの1番線、対向側ホームが下りの2番線となっていた[12]。そのほか1番線の深川方から分岐し駅舎南側のホーム切欠き部分の貨物ホームへの貨物側線を1線有していた[12]。交換設備運用廃止後は1993年(平成5年)3月までに線路は撤去されたが、ホーム前後の線路は転轍機の名残で湾曲している[11]

廃止時点では無人駅となっていた。駅舎は構内の東側に位置しホーム中央部分に接している[11]有人駅時代からの木造板張り[12]の駅舎は改築され、ヨ3500形車掌車[13]を改造した貨車駅舎となっている[11]宗谷本線の貨車駅舎と全く同一の外観となっている[13][14]。トイレは無い[14]

Remove ads

利用状況

乗車人員の推移は以下のとおりであった。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。

さらに見る 年度, 乗車人員 ...

駅周辺

当地は留萌市内陸部の中心地[11]で、同市の農業の中心地でもある[12]。駅前を通る道路は付け替え前の旧国道である[12]

その他

青空に一番近い場所』のロケ地として使用された[要出典]

隣の駅

北海道旅客鉄道(JR北海道)
留萌本線(当駅廃止直前時点)
峠下駅 - *東幌糠駅 - 幌糠駅 - *桜庭駅 - 藤山駅
*打消線は廃駅。

脚注

関連項目

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads