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弥勒寺官衙遺跡
岐阜県関市・美濃市に所在する古代の美濃国武儀郡の郡衙跡。 ウィキペディアから
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弥勒寺官衙遺跡(みろくじかんがいせき)または弥勒寺東遺跡(みろくじひがしいせき)は[注釈 1]、岐阜県関市池尻に所在する古代の官衙関連遺跡である。当地から美濃市大矢田にまたがる国の史跡・弥勒寺官衙遺跡群(みろくじかんがいせきぐん)の構成遺跡の1つ(指定名称は「弥勒寺官衙遺跡」)として史跡指定されている[1]。
概要
律令制下の古代武儀郡衙(郡の役所)の遺構である。1994年(平成2年)に発掘調査が開始され、以後8次にわたり調査が行われ2007年(平成19年)に国の史跡に指定された。
文献に言及されている郡衙の施設(郡庁院、正倉院、館(たち)、厨家(くりや)など)が、全て把握可能な全国的に類例の少ない遺跡であり、隣接する古代寺院の弥勒寺が建立された7世紀後半から郡衙が存在した奈良時代初頭から平安時代中期、さらに中世の遺構が重なる複合遺跡でもある[注釈 2]。
史跡指定
この一帯には弥勒寺跡・弥勒寺西遺跡・池尻大塚古墳・丸山古窯(美濃市大矢田)があり、弥勒寺遺跡群として発掘調査が継続されている。
1959年(昭和34年)に弥勒寺跡と丸山古窯が「弥勒寺跡 附:丸山古窯跡」として国の史跡に指定された。
2007年(平成19年)には、当遺跡(弥勒寺官衙遺跡)を追加指定して、指定名称を「弥勒寺官衙遺跡群 弥勒寺官衙遺跡 弥勒寺跡 丸山古窯跡」と改めた[1]。さらに2016年(平成28年)には、池尻大塚古墳が構成史跡に追加指定され「弥勒寺官衙遺跡群 弥勒寺官衙遺跡 弥勒寺跡 丸山古窯跡 池尻大塚古墳」と改称された[1][注釈 3]。
遺構
遺物
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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