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支持率下げてやる
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「支持率下げてやる」(しじりつさげてやる)は、自由民主党総裁の高市早苗に取材をするために自由民主党本部で待機をしていた時事通信社のカメラマンが発した言葉である。
この記事の主題はウィキペディアにおける独立記事作成の目安を満たしていないおそれがあります。 (2025年11月) |
概要
2025年10月4日、石破茂自民党総裁の後任を選ぶ2025年自由民主党総裁選挙の投開票が行われ、決選投票で高市早苗前経済安全保障担当大臣が小泉進次郎農林水産大臣を破り、新総裁に選出された[1]。
同月7日、高市は国会内で公明党の斉藤鉄夫代表と会談した[2]。報道各社は、自民党本部で高市が公明党との会談を終えて戻るのを待っていた。そんな中、時事通信社のカメラマンが、「支持率下げてやる」、「支持率下げるような写真しか出さねえぞ」と発言した。この発言は、日本テレビがインターネット上で生中継する中で、報道陣の声をマイクが拾ったことでSNS上で拡散された。SNSでは、他にも「裏金と靖国なんかでしょ」、「靖国は譲れません」、「イヤホン付けて麻生さんから指示聞いたりして」といった音声が拡散された[3][4][5]。
報道各社の対応
時事通信社の対応
時事通信社は同月9日、「支持率下げてやる」発言が自社の男性写真記者によるものであることを認めた。他社の写真記者との雑談中にこの発言をしたとしている。なお、「裏金と靖国なんかでしょ」、「靖国は譲れません」、「イヤホン付けて麻生さんから指示聞いたりして」発言は時事通信社のカメラマンによる発言ではないという。時事通信社の藤野清光取締役編集局長は、報道の公正性、中立性に疑念を抱かせる結果を招いたとして、男性カメラマンに厳重注意した。また、同社の斎藤大社長室長は、「自民党をはじめ、関係者の方に不快感を抱かせ、ご迷惑をおかけしたことをおわびします。報道機関としての中立性、公正性が疑われることのないよう社員の指導を徹底します」とコメントした[6][7][8]。
日本テレビの対応
日本テレビはYouTube動画で配信後、時事通信社のカメラマンによる発言の部分を編集してカットした。このことについて、「不適切な音声を意図的にカットした」という指摘があるが、日本テレビ側は疑惑を否定している[9][10]。
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その後の経過
時事通信社は、高市が首相に選出された場合の内閣支持率を発表した。調査によると「支持する」と答えたのは43.8%だった。しかし、JNNによる調査では、高市に「期待する」との答えは66%を超えた[11][12][13]。
高市は同月21日、日本維新の会との閣外協力(自維連立政権)により高市内閣を発足させ、内閣総理大臣に就任した[14]。高市内閣発足後、JNNが行った世論調査では高市内閣の支持率は82.0%だった[15]。
脚注
関連項目
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