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政府宮殿

モンゴル国会議事堂 ウィキペディアから

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政府宮殿(せいふきゅうでん、モンゴル語: Засгын газрын ордонᠤᠯᠤᠰ ᠤᠨ ᠶᠡᠬᠡ ᠬᠤᠷᠠᠯ)は、モンゴル国家大会議議事堂。首都ウランバートルにある。宮殿内には国会議員やモンゴル大統領モンゴル首相の事務室も入っている。

概要 政府宮殿, 概要 ...

歴史

政府宮殿の立地する土地はウランバートルで最も歴史の古い地区であり、かつてはチベット仏教の聖地であった。化身ラマボグド・ハーンの宮殿を中心に約15,000人の僧侶が住む寺院群で宗教都市を形成していた。

1921年の共産党革命を経て1924年にモンゴル人民共和国が成立すると宗教は否定され、寺院群は全て解体された。1926年に緑色のドームを冠した講堂が建設されたが1946年に失火により全焼した。ホルローギーン・チョイバルサン首相は政府宮殿の建設を決定した。

宮殿の設計図はソ連の協力を得て作成された。建設には400人の雇用労働者と800人の囚人が参加した。その中には日本人捕虜も含まれていた。工事は1947年に始まり1951年に完成した。1958年から1961年には増築工事が行われた。

1990年のモンゴル民主化運動の後、政府宮殿には幾つかの変化があった。宮殿前のスフバートル広場にあったスフバートル廟が解体され、代わりにチンギス・カン像が設置された。また宮殿のファサードが改修され、モンゴル風の屋根に変更された。

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施設

議事堂には議場、政党別の会議室、委員会室、1200人収容の大ホールなどが付属している。宮殿内には他にも複数の政府機関が入っており、約1000人が働いている。サービス施設はレストラン、カフェ、書店、売店、洗濯屋、美容院、薬局、銀行、花屋、トレーニング室、印刷所などである[3]

脚注

関連項目

外部リンク

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