新疆隕石

新疆隕石（しんきょういんせき）、アルタイ隕石（アルタイいんせき、中国語：阿勒泰隕石、国際名称：Aletai）は、1898年に清（現：中華人民共和国新疆ウイグル自治区青河県銀牛溝）で発見された隕石である。

アルタイ隕石 Aletai
発見国	清 中華人民共和国
発見場所	新疆・アルタイ地区
座標	北緯45度52分16秒 東経90度30分17秒
発見日	1898年 - 2021年
総回収量(TKW)	74t
プロジェクト:地球科学／Portal:地球科学

鉄隕石のオクタヘドライトに分類される。総重量は28トン。新疆地質鉱産博物館で展示されている。

シルクロードの銀牛

新疆隕石は、シルクロードにあり、日にあたった新疆隕石が鉄隕石独特の金属光沢を発していたためシルクロードの銀牛と呼ばれた。落下地の銀牛溝には大量の新疆隕石がみられる。

標本

名称	発見年	座標	質量
Armanty	1898年	北緯45度52分16秒 東経90度30分17秒	28,000kg
WuQilike	2021年	北緯48度02分17秒 東経88度23分03秒	23,000kg
Akebulake	2011年	北緯48度06分15秒 東経88度16分34秒	18,000kg
Wuxilike	2011年	北緯48度03分08秒 東経88度22分19秒	05,000kg
Ulasitai	2004年	北緯44度57分24秒 東経91度24分09秒	00,430kg
Xinjiang (b)	2005年	北緯47度58分42秒 東経88度13分06秒	00,035kg
未命名	不明	北緯48度04分42秒 東経88度19分27秒	00,015kg

参考文献

• 国際隕石学会^{[要文献特定詳細情報]}

関連項目

• 隕石の一覧

外部リンク

• Meteoritical Bulletin Database: Aletai
• 新疆地質鉱産博物館