トップQs
タイムライン
チャット
視点
日本王代一覧
1652年、林鵞峯により編集された歴史書 ウィキペディアから
Remove ads
『日本王代一覧』(にほんおうだいいちらん)は、林鵞峯により編集された歴史書。慶安5年(1652年)成立。全7巻。

概要
『本朝通鑑』と『日本王代一覧』
正保年間、林鵞峯の父林羅山は幕命を受けて『本朝通鑑』の編纂にとりかかったが、正編を編述したところで没した。羅山の子、鷺峰はこの事業を受け継ぎ、前編と続編を加えて寛文10年(1670年)に、合せて3編310巻を完成させた。
この事業が行われている間の、慶安5年(1652年)に若狭国小浜藩主酒井忠勝の求めに応じて「国史小説等ヲ考へ其繁ヲ刪リ其要ヲ掲ゲ新ニ之ヲ撰シ」、寛文3年(1663年)に『日本王代一覧』全7巻を撰修、上梓、寛政7年(1795年)と享和2年(1802年)に重刊された。
国史の初めての外国語訳
平易な編年史であったことが、当時の内外の研究者の目をひき、ケンペルは『日本誌』に引用し、長崎出島のオランダ商館長イサーク・ティチングによってオランダ語、フランス語に翻訳され、この種の日本の書籍が西洋に紹介される初めての例となった。
『続日本王代一覧』
この『日本王代一覧』の記述の後を受けつぎ 107代後陽成天皇以後の歴史を記述する『続日本王代一覧』が編まれた。
Remove ads
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads