トップQs
タイムライン
チャット
視点

旧矢作家住宅

ウィキペディアから

Remove ads

旧矢作家住宅(きゅうやはぎけじゅうたく)は、山形県新庄市大字泉田字往還東にある古民家

概要 旧矢作家住宅, 所在地 ...

1969年昭和44年)12月18日に国の重要文化財(建造物)に指定された[1]

概要

旧矢作家住宅は、江戸時代中期(18世紀中期)に建てられたと推定される、最上地方の典型的中層農家の住宅である[2][3]

もとは新庄市萩野地区内に建っており、明治時代大正時代に改造・増築されたが、新庄市が譲り受けてから1975年(昭和50年)に解体の上、現在地へ移築復元された[3]。山形県内でも古い形式を保っている。

住宅の形態は、日本海側地域によく見られる片中門造りで、馬屋部分が前に張り出す構造をとる。間取りは、土間、まや(馬屋)2箇所、「にわ」と呼ばれる作業場が屋内の中心にあり、奥には「ながし」(台所)がある。建物の中心には「えんなか」と呼ばれる居間があり、床板には囲炉裏が切られ、天井はなく、屋根材が張り出されている。「上のでん」、「下のでん」と呼ばれる寝室があり、「えんなか」より床が高く天井が張られている。庭の裏には豪雪地帯の特徴である冬場の融雪用の池が見られる。

構造形式

  • 桁行(間口)16.4m、梁間7.8m、寄棟造、北面下屋附属、中門 桁行5.3m、
  • 梁間5.8m、正面入母屋造、西面便所附属、茅葺[1]

利用案内

  • 期間限定 4月~11月(冬季閉鎖)(毎週火曜日休家)
時間 10:00~16:00 料金 無料
  • 駐車場 10台

アクセス

周辺

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads