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曽利文彦
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曽利 文彦(そり ふみひこ、1964年5月17日[1] - )は、日本の映画監督。大阪府出身。
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略歴・人物
映画『未知との遭遇』に強い感銘を受け[1][2]、中学生の頃には既に映画監督を志望[3]。学生時代から8ミリ映画を制作し、独学でCGを学んでいた。
1986年、TBSに入社し、アメリカ・南カリフォルニア大学映画学科に留学。1997年、在学中にアメリカのVFX会社デジタル・ドメインにて、映画『タイタニック』にCGアニメーターとして参加[3]。その後帰国し、映画『ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer』(2000年)など多くの劇場作品で、VFXスーパーバイザーを務めたほか[3]、テレビドラマでも『ビューティフルライフ』(2000年)、『池袋ウエストゲートパーク』(2000年)等のドラマで、タイトルバックやVFXシーンを手がけた[3]。
2002年の『ピンポン』で映画監督デビュー[3][注釈 1]。第26回日本アカデミー賞にて優秀作品賞、優秀監督賞を受賞、第24回ヨコハマ映画祭にて新人監督賞を受賞。2004年には、自身初の3DCGアニメ映画『APPLESEED』をプロデュース。モーションキャプチャー(実際の役者の演技をCGキャラクターに反映させる技術)とトゥーンレンダリング(3DCGのキャラクターをセルアニメ調に変換する技術)を組み合わせた「3Dライブアニメ」という独自の手法で注目を集めた[3]。2007年8月には「3Dライブアニメ」による作品の第二弾となる『ベクシル 2077日本鎖国』にて監督・脚本を務め、第60回ロカルノ国際映画祭のオープニング作品に選ばれた他[4][5][6]、ロンドン国際映画祭、トロント国際映画祭、釜山国際映画祭など多くの映画祭に招待された[7][8][9]。その後も『あしたのジョー』や『鋼の錬金術師』シリーズなど話題作を手掛け、2022年から株式会社unfilmに所属している。2024年に『八犬伝』で監督・脚本を務める。
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作品リスト
映画
アニメーション
- 劇場用作品
- APPLESEED(2004年)プロデュース
- ベクシル 2077日本鎖国(2007年)監督・脚本
- ドラゴンエイジ -ブラッドメイジの聖戦-(2012年)監督
- OVA
- TO(2009年)監督
テレビドラマ
![]() | この節の加筆が望まれています。 |
- 私の運命(1994年-1995年、TBS) CG
- 未成年(1995年、TBS) CG
- 天国に一番近い男(1999年-2000年、TBS) CG
- ケイゾク(1999年、TBS) CG
- 美しい人(1999年、TBS) CG
- ビューティフルライフ(2000年、TBS) CG
- 池袋ウエストゲートパーク(2000年、TBS)CG
- QUIZ(2000年、TBS)CG
- ハンドク!!!(2001年、TBS)CG
- 真夜中の雨(2002年、TBS)CG
- Stand Up!!(2003年、TBS) CG
- GOOD LUCK!!(2003年、TBS)CG
- Happy!(2006年、TBS) CG
- 南極大陸(2011年、TBS) VFX
ミュージックビデオ
- SunMin thanX Kubota「Keep Holding U」(2006年)
- SunMin「Will」(2008年)
- DREAMS COME TRUE「その先へ」(2009年)
- MISIA 「君のそばにいるよ」(2017年)
ライブビデオ
- DREAMS COME TRUE
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受賞歴
- 第26回日本アカデミー賞 優秀監督賞 - 曽利文彦
- 第24回ヨコハマ映画祭 新人監督賞 - 曽利文彦[11]
- 第17回フィラデルフィア映画祭 ベストアニメーション賞(the best animation feature) - 『ベクシル 2077日本鎖国』[12]
- 第4回KINOTAYO現代日本映画祭観客賞 - 『ベクシル 2077日本鎖国』[13]
脚注
外部リンク
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