トップQs
タイムライン
チャット
視点

最後のニュース

井上陽水の曲 ウィキペディアから

Remove ads

最後のニュース」(さいごのニュース)は、日本シンガーソングライターである井上陽水の楽曲。1989年12月21日に、自身の31枚目のシングルとしてフォーライフ・レコードからリリースされた。

概要 「最後のニュース」, 井上陽水 の シングル ...

表題曲の「最後のニュース」は、同年10月に放送を開始したJNNTBSテレビ)の報道番組筑紫哲也 NEWS23[注釈 1]の初代エンディングテーマとして書き下ろされた楽曲で、放送開始から1991年5月まで使用された[注釈 2]。2016年公開の映画『だれかの木琴』の主題歌にも起用された。

Remove ads

制作

最後のニュース

陽水が、番組のメインキャスターだった筑紫哲也と親交があった縁で、番組開始前に筑紫からの直談判により、陽水が番組の音楽全般を手がけることとなって実現した[1]。また、筑紫の没後にTBS系で放送された追悼特別番組『筑紫さんが遺したものーガン闘病500日』[注釈 3]ではエンディングに陽水自ら出演して演奏した。

演奏は、アコースティック・ギター弾き語りにコードを奏でるキーボードドラムが加わるのみのシンプルなものとなっている。

音楽性

最後のニュース

曲は3番までの構成となっており、歌詞中には循環コードで地球上の様々な時事問題[注釈 4]を想起させる台詞を多数羅列している。2番の歌詞中に「フロンガス」のフレーズがあるが、近年の陽水はライブやテレビでこの曲を歌唱する際、当該部分を「二酸化炭素[注釈 5]に置き換えている[注釈 6]

「循環コードの比較的単純なバラードに長い台詞を早口で詰め込む」という楽曲スタイルや、フレーズごとの語尾が問いかけ「〜の?」で統一された曲調は、ラジオ番組(『岸谷五朗の東京RADIO CLUB』など)の企画やお笑い芸人ら(カナリアなど)が陽水をまねる際のネタに使用されることもあった。

ディスクジャケット

シングルのジャケットには、ヒンデンブルク号爆発事故の写真が使われ、歌詞中にもその表現がある。

収録曲

さらに見る #, タイトル ...

メディアでの使用

さらに見る #, 曲名 ...

収録アルバム

カバー

  • 奥田民生(2004年、16枚目のシングル「サウンド・オブ・ミュージック」のカップリング曲としてCD初収録。のちに2008年発表のB面ベストアルバム「BETTER SONGS OF THE YEARS」にも収録)
    • 前出のCD発表以前からライブでよく歌唱していた[4]
  • KREVA(2019年、「井上陽水トリビュート」に収録)[5]
  • OAU(2020年、ベストアルバム「Re:New Acoustic Life」に収録)[6]
    • ベストアルバム発売の前年(2019年)に出演したNHK BSプレミアムThe Covers』で演奏したところ反響を呼び、後に自身のYouTubeで特別公開された[7]。アルバム発表にあたって新たにレコーディングされており、こちらでは「フロンガス」の部分が「COVID-19」に変更されている。

脚注

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads