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月寒駅

北海道の廃駅 ウィキペディアから

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月寒駅(つきさっぷえき)は、かつて北海道札幌市白石区栄通にあった日本国有鉄道(国鉄)千歳線(末期は函館本線貨物支線)の廃駅)である。事務管理コードは▲131402[2]

概要 月寒駅, 所在地 ...

概要

北海道鉄道札幌線の開業時に開駅した。場所自体は旧白石村にあったが、駅舎は旧豊平町月寒の側に建てられた。1944年昭和19年)頃、軍司令部や豊平町議会は「つきさっぷ」という読み方を「つきさむ」へ変更したが、国有鉄道は「つきさっぷ」の名を変えなかった。

千歳線の新線付け替え時に旅客営業を廃止しているが、東札幌駅 - 当駅間は函館本線貨物支線(白石駅 - 月寒駅)に編入され、1965年(昭和40年)完成のアサヒビール北海道工場からの貨物積み出し用の貨物駅として1976年(昭和51年)の廃止まで用いられた。

なお、1964年(昭和39年)当時、1日約1,000人[3]の利用があったという。

歴史

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1976年、千歳線旧線廃止後に函館本線の貨物駅となった月寒駅と周囲約750 m範囲。左が東札幌方面。当駅はこの写真(9月26日撮影)の直後に廃止された。駅裏に当駅が残された要因のアサヒビール北海道工場がある。右はこの写真外の踏切手前で切られ、その先の旧線跡は既にサイクリングロードに整備されている。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
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駅周辺

旅客扱い廃止後も「月寒駅前(つきさむえきまえ)」のままで、白石駅前との間の路線は代替バスとされていた[注釈 3]。駅の廃止後は、「月寒中学校前」を経て、現在の名称に変更。

跡地

駅の跡地には、一部に1982年(昭和57年)1月18日に札幌市白石老人福祉センターが開館したほか[4]アサヒビール北海道工場の物流センターが建てられている。東北通から駅舎に至る道路は現存し、その道路が物流センターに突き当ったところに駅があったことの記念碑が建っている。

隣の駅

日本国有鉄道
千歳線(旧線)
東札幌駅 - 月寒駅 - 大谷地駅

脚注

関連項目

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