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木下延重

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木下 延重(きのした のぶしげ)は、安土桃山時代武将大名豊臣家の家臣。官位従五位下周防守通称は与右衛門で、織田氏の出身ではあるが、木下与右衛門を称した。豊臣政権の奉行衆の1人[1]

概要 凡例木下 延重, 時代 ...

略歴

木下周防守の子で、同じく豊臣秀吉に仕える[2]

天正12年(1584年)、小牧・長久手の戦いに鉄砲組頭として従軍[2]。天正18年(1590年)の小田原の役でも銃士200名を率いた[2]

文禄・慶長の役では秀吉本陣の御弓鉄砲衆として250名を率いて肥前国名護屋城に駐屯した[2]

文禄2年(1593年)12月から翌年にかけて、豊臣秀次検地奉行として尾張国海東郡を担当。

文禄4年(1595年)正月の秀吉の草津湯治に同行して石川組[3]と福島宿の警護に当たった[2]慶長3年(1598年)の醍醐の花見では西の丸殿(淀殿のこと)に随従[2]。秀吉の死後、遺物金五枚を受領した[2]

慶長4年(1599年)に播磨国内で2万石を領した[2]

慶長5年(1600年)、関ケ原の役では西軍に属して、鉄砲大将として伏見城の戦いに参加[2]。本戦の参加の可能性もある[2]。戦後、改易となって所領は没収された[2]

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脚注

参考文献

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