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木原善彦

日本のアメリカ文学者 ウィキペディアから

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木原 善彦(きはら よしひこ、1967年 - )は、日本のアメリカ文学者翻訳家大阪大学教授。

人物

鳥取県生まれ、京都大学文学部卒業。1998年同大学大学院博士後期課程修了、「流浪の身の歌 - トマス・ピンチョンの小説」で文学博士。1996年姫路獨協大学外国語学部講師、2000年助教授、2001年大阪大学言語文化部助教授、2007年同言語文化研究科准教授。2019年、同教授。組織改編により、2022年、同人文学研究科教授。

専門は現代英語圏文学および文化。

翻訳者としては2019年にウィリアム・ギャディス『JR』の翻訳で第5回日本翻訳大賞、2025年にエヴァン・ダーラ『失われたスクラップブック』の翻訳で第11回日本翻訳大賞を受賞。

著書

翻訳

  • 『カーペンターズ・ゴシック』(ウィリアム・ギャディス、本の友社) 2000、のち改訳(国書刊行会) 2019
  • J・G・バラードの千年王国ユーザーズガイド』(白揚社) 2003
  • 『逆光』(ピンチョン新潮社) 2010
  • 『シガレット』(ハリー・マシューズ白水社) 2013 
  • 『これは小説ではない』(デイヴィッド・マークソン水声社) 2013
  • 『民のいない神』(ハリ・クンズル、白水社) 2015 
  • 『10:04』(ベン・ラーナー、白水社) 2017 
  • 『JR』(ギャディス、国書刊行会) 2018 :第5回日本翻訳大賞受賞
  • 『ウィトゲンシュタインの愛人』(デイヴィッド・マークソン、国書刊行会) 2020
  • 『私はゼブラ』(アザリーン・ヴァンデアフリートオルーミ、白水社) 2020
  • 『地上で僕らはつかの間きらめく』(オーシャン・ヴオン、新潮社) 2021:第8回日本翻訳大賞最終候補
  • 『愚か者同盟』(ジョン・ケネディ・トゥール、国書刊行会) 2022
  • 『フランキスシュタイン』(ジャネット・ウィンターソン、河出書房新社) 2022
  • 『終わりのない日々』(セバスチャン・バリー、白水社) 2023
  • 『失われたスクラップブック』(エヴァン・ダーラ、幻戯書房〈ルリユール叢書〉)2024:第11回日本翻訳大賞受賞
  • 『ムーア人による報告』(レイラ・ララミ、白水社) 2024
  • 『ジェイムズ』(パーシヴァル・エヴェレット、河出書房新社) 2024

リチャード・パワーズ

  • 『幸福の遺伝子』(リチャード・パワーズ、新潮社) 2013 
  • 『オルフェオ』(リチャード・パワーズ、新潮社) 2015 
  • 『オーバーストーリー』(リチャード・パワーズ、新潮社) 2019
  • 『惑う星』(リチャード・パワーズ、新潮社) 2022

アリ・スミス

原著と同様に日本語版においても、目パート+カメラパート、カメラパート+目パート、の2バージョンが同数刊行されているが、表紙やISBNでの区別はされていない。
  • 『秋』(アリ・スミス、新潮社) 2020:季節4部作の第1巻
  • 『冬』(アリ・スミス、新潮社) 2021:季節4部作の第2巻
  • 『春』(アリ・スミス、新潮社) 2022:季節4部作の第3巻
  • 『夏』(アリ・スミス、新潮社) 2022:季節4部作の第4巻
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参考

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