木挽町のあだ討ち

『木挽町のあだ討ち』（こびきちょうのあだうち）は、永井紗耶子の時代小説。2019年10月から2021年7月まで『小説新潮』に連載の後、2023年に新潮社より単行本が刊行された。2026年に映画版が公開予定^[1][2]。

木挽町のあだ討ち
著者	永井紗耶子
装幀	村田涼平（装画） 新潮社装幀室（装幀）
発行元	新潮社
ジャンル	時代小説 推理小説
国	日本
言語	日本語
形態	四六判変型
ページ数	272（単行本） 368（文庫本）
コード	ISBN 978-4-10-352023-8 ISBN 978-4-10-102883-5（文庫本）
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あらすじ

とある雪夜。木挽町の芝居小屋の近くで、若衆の菊之助が自分の父を殺した下男を斬り殺すという事件が起こる。「亡き父の仇討ち」として実行されたその行為は、多くの人々から称えられた。 それから2年の月日が経った後、菊之助の縁者を称するとある侍が仇討ちの顛末について、人から人へと訪ね歩いてゆく。

受賞歴

• 第36回山本周五郎賞^[3]
• 第169回直木三十五賞^[4]
• 週刊文春ミステリーベスト10
  • 2023年 - 8位^[5]
• このミステリーがすごい!^[1][6]
  • 2024年 - 6位
• ミステリが読みたい!^[1][6]
  • 2024年 - 4位

書誌情報

• 単行本：2023年1月18日^[7]、新潮社 ISBN 978-4-10-352023-8
• 文庫本：2025年9月29日^[8]、新潮文庫 ISBN 978-4-10-102883-5

映画

木挽町のあだ討ち
監督	源孝志
脚本	源孝志
原作	永井紗耶子
製作	須藤泰司 渡辺ミキ 中澤元 堀口純平
出演者	柄本佑 長尾謙杜 瀬戸康史 滝藤賢一 山口馬木也 愛希れいか イモトアヤコ 野村周平 高橋和也 正名僕蔵 本田博太郎 石橋蓮司 沢口靖子 北村一輝 渡辺謙
音楽	阿部海太郎
撮影	朝倉義人
編集	小泉圭司
制作会社	東映京都撮影所
製作会社	「木挽町のあだ討ち」製作委員会
配給	東映
公開	2026年2月27日（予定）
製作国	日本
言語	日本語

2026年2月27日に公開予定^[1][2]。監督・脚本は源孝志、主演は柄本佑^[1][2]。

キャスト

• 加瀬総一郎：柄本佑
• 伊納菊之助：長尾謙杜^[9][10]
• 一八：瀬戸康史^[9][10]
• 相良与三郎：滝藤賢一^[9][10]
• 伊納清左衛門：山口馬木也^[9][10]
• お三津：愛希れいか^[9][10]
• お与根：イモトアヤコ^[9][10]
• 遠山安房守：野村周平^[9][10]
• 芳澤ほたる：高橋和也^[9][10]
• 久蔵：正名僕蔵^[9][10]
• 本田博太郎^[11]
• 滝川主馬：石橋蓮司^[9][10]
• 伊納たえ：沢口靖子^[9][10]
• 作兵衛：北村一輝^[9][10]
• 篠田金治：渡辺謙^[1][2]

スタッフ

• 原作：永井紗耶子『木挽町のあだ討ち』（新潮文庫刊）
• 監督・脚本：源孝志
• 音楽：阿部海太郎
• 企画プロデュース：須藤泰司^[1][2]、渡辺ミキ^[11]
• プロデューサー：中澤元^[11]、堀口純平^[11]
• キャスティングプロデューサー：福岡康裕^[11]
• 音楽プロデューサー：津島玄一^[11]
• ラインプロデューサー：中森幸介^[11]
• 撮影：朝倉義人^[11]
• 照明：池本雄司^[11]
• 美術：吉田孝^[11]
• 録音：西村憲昭^[11]
• 装飾：三木雅彦^[11]
• 編集：小泉圭司^[11]
• 監督補：西山太郎^[11]
• 衣裳：大塚満^[11]
• メイク・床山：山下みどり^[11]
• 結髪：松浦真理^[11]
• 殺陣：清家一斗^[11]
• スケジューラー：宮村敏正^[11]
• 助監督：西片友樹^[11]
• VFX：田中貴志^[11]
• スーパーヴァイジングサウンドエディター：勝俣まさとし^[11]
• DIT：近藤将司^[11]
• 記録：山下佳菜^[11]
• 製作担当：中山泰彰^[11]
• 宣伝プロデューサー：田口和也^[11]
• プロダクションマネージャー：森洋亮^[11]
• 製作管理：福島一貴^[11]
• プロダクション統括：小嶋雄嗣^[11]
• 企画協力：新潮社^[10]
• 配給：東映^[2][10]
• 製作プロダクション：東映京都撮影所
• 製作幹事：東映、アミューズクリエイティブスタジオ
• 製作：「木挽町のあだ討ち」製作委員会