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木田神社

日本の福井県福井市にある神社 ウィキペディアから

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木田神社(きだじんじゃ)は、福井県福井市西木田に鎮座する神社である[1]

概要 木田神社, 所在地 ...
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木田神社(福井市)

歴史

871年貞観13年)、常国守の発願があって建立[2][3]、尾張国津島神社から建速須佐之男を勧請して、牛頭天王宮(ごずてんのうぐう)と称し、木田郷の総鎮守として奉祀した[3]。別当は、真言宗医王山安楽寺金剛院[1]

なお、社記によれば、元の表記は「気多」であった。時期は不明であるが「木田」と書き表すようになった。また、創建当時は、社殿は東向きであったが、現在は西向きである。境内の東には、天王宮入口の文字が残っている[3]

1157年保元2年)、越前押領使の林六郎太夫光明公の崇敬により、社殿等が建てられたが、1582年天正10年)8月、火災が起こり、社殿は消失した。1602年慶長7年)3月、本殿、拝殿、渡殿が建てられるが、1582年享保12年)損壊し、再建された[3]。その後、1948年昭和23年)福井地震で本殿を除く建物が損壊するが、1954年昭和29年)に再建した[4]

江戸時代は、祇園祭で知られる[2]

中世以降は、神仏習合による信仰を集めたが[4]、明治維新の際に「氷川神社」と改称し、その後、1877年明治10)3月「木田神社」と改称した[1]1885年(明治8年)12月に郷社になり、1908年(明治41年)8月には、神饌幣帛料供進神社に指定された[3]

例祭は、5月14日〜16日、10月7日〜8日[2]

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境内

  • 拝殿
  • 本殿
  • 晴明神社

祭神は安倍晴明で、火伏せの神として信仰を集めてきた。これは、960年天徳4年)に、北陸道を巡った安倍晴明が木田荘で宿泊した際に、火伏の呪法を修めたことに由来する[5]

  • 稲荷神社
  • 手水舎

宝物

  • 猿田彦大神の面及び獅子頭

山奥の湯浅三郎右衛門の家宝だったが、不思議なことが起こったため奉納された[3]

脚注

外部リンク

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