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杉山邸

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杉山家住宅主屋(すぎやまけじゅうたくしゅおく)は、岐阜県羽島郡笠松町にある建築物登録有形文化財明治時代町屋であり、笠松町の文化施設である。杉山邸とも称する[1][2]まちの駅としての名称は杉山であい邸の駅[3][4]

概要 杉山家住宅主屋, 情報 ...
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歴史

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主屋内部

杉山銓二郎(笠松町商工会初代会長、笠松町議会議員)が建てた邸宅(店舗兼住宅)である[2]濃尾地震翌年の1892年(明治25年)建造。杉山家は江戸時代初期、現在の笠松町の元を築いた草分け八人衆の一人である杉山市右衛門の子孫であり[2][5]、代々味噌醤油業を営んでいた。

2006年(平成18年)3月2日、登録有形文化財に登録された[6]。2009年(平成21年)7月、所有者であり岐阜新聞社社長の杉山幹夫から笠松町に寄贈され[7]、笠松町及び町民有志により改修が行われた。2025年(令和7年)時点ではNPO法人笠松を語り継ぐ会が管理運営しており[2][1][5]、町おこしの拠点として講演会や展示会など使用されている。

2階は常設展示場となっており、笠松町の写真、チラシ、地券、文献などの歴史資料や杉山家に関する資料を展示する[8][5]

建物

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土蔵
主屋(国登録有形文化財

1892年(明治25年)建造の切妻造木造2階建の町屋であり、桁行6、梁間7間、建築面積は230m2[6]。屋根には屋根神が祀られていたが、2016年(平成28年)に地上に移されている[5]

土蔵

明治時代建造の2階建の土蔵。老朽化のため改修工事が行われ、2010年(平成22年)3月に当時の原形に復旧し完成[9]。1階は土蔵ギャラリー(名画ギャラリー)、2階は広瀬嘉吉[10]の常設展示場となっている[11][5]

利用案内

  • 所在地:岐阜県羽島郡笠松町下本町63
  • 開館時間:10:00 - 16:00[1]
  • 開館日:金曜日、土曜日、日曜日。[1]

交通アクセス

周辺施設

脚注

関連項目

外部リンク

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