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東北農林専門職大学

山形県新庄市にある専門職大学 ウィキペディアから

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東北農林専門職大学(とうほくのうりんせんもんしょくだいがく、英語: Tohoku Professional University of Agriculture and Forestry)は、山形県新庄市に本部を置く公立専門職大学である[1]

概要 東北農林専門職大学, 大学設置 ...

附属教育機関に、東北農林専門職大学附属農林大学校がある[2]

概要

大学全体

山形県により2024年4月に新設された公立専門職大学である[3]。東北地方では初となる農林業系の専門職大学であり、国内では静岡県立農林環境専門職大学に続いて2校目となる[4]設置者は山形県である。県直営であるのは、専門職大学の設立後も、県が責任を持って農林業人材の育成を行い、農林業の振興や農林業経営体の発展を図っていくべきである、と設立の際に判断されたことによる[5]

山形県新庄市に設置されており[3]、農林業の生産や経営などに係る知識と、理論に裏付けられた技術、地域活性化に向けた課題解決の実践的手法、関連分野の知識(加工・販売、建築、観光等)などの修得を目的とするが、講義だけでなく、先進農林業経営体での3年間計90日の実習をはじめ、フィールドワークや卒業単位数の1/3以上は学内外での実習といった、理論と実践でバランスの良い修得を目指している[6][7]

授与される学位は、農業学士(専門職)、森林業学士(専門職)[1][7]

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沿革

  • 2021年12月 - 山形県が地方創生プロジェクトとして実施する「山形県まち・ひと・しごと創生推進計画」の一事業として[8]、「東北農林専門職大学(仮称)設置推進関係事業」を立ち上げ。
  • 2022年10月 - 山形県が文部科学省に専門職大学の設置認可を申請[9]
  • 2023年
    • 8月30日 - 大学設置・学校法人審議会が設置の認可を「可」と答申[10]
    • 9月4日 - 文部科学大臣から設置認可される[11][12]
    • 12月20日 - 校舎竣工[13]
  • 2024年4月8日 - 開学式を挙行[14][15]

基礎データ

施設

  • 本部(山形県新庄市)[3]
  • 附属農林大学校
  • キャリアサポート・研修センター(旧農林大学校研修部)[16]

象徴

ロゴマークは、新しい実りや芽吹きを象徴。農業・森林業の未来を切り開く教育や研究のフィールドとして、地域に根差して世界に実るビジョンをマークに表している[17]

教育および研究

組織

学部

  • 農林業経営学部(入学定員40人)[1]
    • 農業経営学科(入学定員32人)[1]
    • 森林業経営学科(入学定員8人)[1]

附属機関

施設

キャンパス

附属の農林大学校は全寮制であるが、大学の方に学生寮はない[19]。ただし、大学が所在する新庄市の隣にある舟形町が、当大学の学生に舟形町内へ住んでもらい、ひいては若い世代の町民拡大につなげることを企図して、学生向け10戸と教職員向け8戸のアパートを建設。学生の家賃を月額3万円台に抑え、アパートと大学を結ぶ無料送迎バス(1年次のみ)も用意している[20][21]。さらに、当大学学生向けの新築民間アパートの建設に対する補助金の交付も行われている[22]

脚注

参考文献

外部リンク

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