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松本テアトル銀映
長野県松本市にあった映画館(1914-2008) ウィキペディアから
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松本テアトル銀映(まつもとテアトルぎんえい)は、かつて長野県松本市城東1丁目1-4にあった映画館。経営は有限会社松本興行。
歴史
開館
前身は1870年(明治3年)に開館した松本劇場であり、この劇場は筑摩県初の常設劇場だった[1]。1914年(大正3年)、松本劇場とは異なる場所に銀映座が開館した[1]。
映画黄金期
1950年(昭和25年)には松本大映に改称した[2]。長野県松本県ヶ丘高等学校は文化祭で松本大映を貸し切り、映画研究会が『ハムレット』などを上映したこともある[3]。
1960年(昭和35年)11月2日には松本大映を大映が貸借し、一時的に大映の直営館となったが[4]、同年12月中旬には上土町に新たな大映系劇場である松本ニュー大映が開館[4]。そのため、同月15日に松本大映は東宝関東興行の傘下に入り、スカラ座に改称して洋画封切館となった[5]。この際の支配人は緒方浩である[5]。1963年(昭和38年)にはテアトル銀映に改称し、主に洋画を上映した[1]。
閉館
2008年(平成20年)10月24日をもって閉館した[1]。松本テアトル銀映1の最終上映作品は『幸せの1ページ』、松本テアトル銀映2の最終上映作品は『同窓会』である。閉館の理由は観客数の減少や建物の老朽化である[1]。駐車場がないという欠点があり、末期には上映の際に観客がひとりもいないこともあった[1]。
松本テアトル銀映の経営会社だった有限会社松本興行は、2008年(平成20年)12月20日に松本市郊外にシネマライツ8を開館させている[1]。
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スクリーン
脚注
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