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松蔭寺 (横浜市)

神奈川県横浜市にある臨済宗建長寺派の寺院 ウィキペディアから

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松蔭寺(しょういんじ)は、神奈川県横浜市にある臨済宗建長寺派の寺院[1]山号仙鶴山[2]本尊木造釈迦如来立像[2]

概要 松蔭寺(しょういんじ), 所在地 ...
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松蔭寺の山門

歴史

建武元年(1334年)、建長寺30世の枢翁妙環(仏寿禅師)が建長寺の住持を退いたのち、隠居所として結んだ草庵・正統庵に始まると伝わる[1]。寺を中興した廣山という僧の時代に寺号を松音寺と定めたが、後に現在の寺号である松蔭寺に改めたという[2]。その後、幾度となく襲った火災で什宝や古文書などが失われたため[2]、寺の歴史・沿革についての詳細は不明。なお、仏寿禅師が寂した際に分骨を受け、境内にある墓地にはその墓が置かれているほか[2]、慈眼堂には江戸時代即身仏となった里見義高が祀られている[3]

新編武蔵風土記稿』によれば、江戸時代後期に現在の場所に移され、元々寺があった付近は「本屋敷」と呼ばれたとされる[4]。また同書の記述から、「寺尾」の地名の起源をこの寺とする考えもある[5]

文化財

  • 銅造如来坐像
阿弥陀如来像と伝わる銅製の1躯で東京国立博物館に寄託されている[6]。2016年(平成28年)11月4日に横浜市の有形文化財に指定された[7]

脚注

参考文献

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