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根本要

日本のシンガーソングライター、ミュージシャン (1957-) ウィキペディアから

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根本 要(ねもと かなめ、1957年5月23日[1] - )は、日本シンガーソングライター。バンドスターダストレビューボーカルギター

概要 根本要, 生誕 ...

埼玉県行田市出身。Rhapsody所属。

来歴・人物

埼玉県行田市出身[1]。音楽好きの2人の兄の影響で音楽に興味を持つようになり[2]、中学時代には八木橋百貨店屋上で開かれたフォークロックコンテストに出場して優勝した[2][3]。優勝をきっかけに地元の音楽サークルの大人とも交流するようになった[2]

埼玉県立不動岡高等学校に入学後、柿沼清史らとバンドを結成[4]、この年八木橋百貨店地下に開店したライブハウス「木偶いん堂」のステージに立った[5]。このバンドは人気を集め、1975年の文化祭で開催したコンサートでは会場の教室に収まらないほどの客を集めた[4]。2014年のアルバム『SHOUT』に収録された曲「熊谷の風」には、当時の体験が反映されている[5]

大学に進学するつもりはなかったが、友達ができるからと兄に勧められ、日本大学芸術学部に入学。しかし、友達ができたので2年で中退[6]。スターダストレビューでのデビュー前、「クレージー・パーティー」名義でアニメ映画「がんばれ!!タブチくん!!」(1979年・1980年)の全3作の主題歌を担当(根本要名義で作詞・作曲も担当)。この当時、第2作・第3作の主題歌「がんばれば愛」を作曲した大瀧詠一は、「非常に声の高い人」という印象を持ったと言っている。

巧みな話術ゆえにコンサートでは長く喋り過ぎることがしばしばあるが、「今日はあまり喋りません。純粋に音楽を楽しんでください。」と言うと、客からはブーイングが起こる。このようにステージトークも期待されている、ミュージシャンとしては稀有な存在(他にはさだまさし松山千春やしきたかじん武田鉄矢ら)。コンサートに占めるトークの割合は3割に達し、対策として舞台に喋り過ぎると光る回転灯が設置された。ライブアルバム『No Ballads』や『Stage Bright』、デビュー35周年記念『スタ☆レビ -LIVE & STUDIO-』の初回限定盤では根本のMCのみを収録した通称「MCD」がボーナスディスクとして付属している。

2010年、ギタリストで音楽プロデューサーの佐橋佳幸と音楽ユニット「本日のおすすめ」を結成、ライブでは主に洋楽をカバーしている。

メディアではラジオをメインに活動している。MBSラジオMBSヤングタウン」火曜日のラジオパーソナリティも1987年1月〜1993年12月の長期に亘り務め、RKB毎日放送でもレギュラー番組「LIVEやろうぜ」を受け持った。現在は、馬場俊英FM COCOLOにて、「Wabi-Sabi レディオ・ショー」を放送中。他の番組は後述。

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エピソード

前述のように、歌もさることながら話術も卓越しており、その両方を活かせるラジオでより持ち味を発揮。現在の最長寿番組はJFN系37局中24局ネットのFM『要のある音楽』(1998年4月〜)。埼玉のFM局・NACK5では、2025年3月現在、月曜深夜0時〜1時に「NACK de ROCK」を放送中。

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メディア出演

ラジオ

テレビ

ディスコグラフィ

スターダストレビューでデビューする前のクレージー・パーティー時代

  • がんばれ!!タブチくん!!/WAOH!!
  1. がんばれ!!タブチくん!!
    作詞:岡田冨美子/作曲:根本要/編曲:乾裕樹
    アニメ映画「がんばれ!!タブチくん!!」、「がんばれ!!タブチくん 第2弾 激闘ペナントレース」、「がんばれ!! タブチくん!! 初笑い第3弾 あゝツッパリ人生」OP
  2. WAOH!!
    作詞・作曲:根本要/編曲:乾裕樹
    アニメ映画「がんばれ!!タブチくん!!」ED
    イントロ部分はフジテレビ系幼児教育番組「ひらけ!ポンキッキ」のミニコーナーのBGMに使われた事がある。
  • がんばれば愛/涙の誘惑ストリート
  1. がんばれば愛
    作詞:伊藤アキラ/作曲:大瀧詠一/編曲:乾裕樹(コーラス・アレンジ:宿霧十軒=ノンクレジット)
    アニメ映画「がんばれ!!タブチくん 第2弾 激闘ペナントレース」、「がんばれ!! タブチくん!! 初笑い第3弾 あゝツッパリ人生」ED、中外製薬「新グロモント」CMソング
    作曲とコーラス・アレンジは大瀧詠一[注釈 1]で、バックコーラスも大瀧が一人多重録音コーラスをする際に名乗るコーラスグループ名である「Jack Tones」で担当した。大瀧がコーラスも担当した理由は、当初は曲だけを渡してサウンド・プロデュースと編曲を制作側に全面的に一任する予定だったのが、クレージー・パーティーの制作スタッフがデモバージョンに入っていた大瀧の多重録音コーラスを気に入り、「レコードでもそのコーラスを入れて欲しい」と、大瀧に依頼したことによる。後年にライブで歌唱した際には、演奏・コーラスをスターダストレビューのメンバーが担当したことがある。デモに入れていた間奏は使われなかったため、大瀧の「君は天然色」の間奏に使われた。大瀧はコーラス録音だけして歌入れには立ち会わなかったという。
  2. 涙の誘惑ストリート
    作詞:岡田冨美子/作曲:鈴木キサブロー/編曲:乾裕樹
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脚注

関連項目

外部リンク

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