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桐原牧神社

長野県長野市桐原一丁目にある神社 ウィキペディアから

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桐原牧神社(きりはらまきじんじゃ)は、長野県長野市桐原一丁目にある神社(郷社)。この地は平安時代に「桐原牧」があったとされる地であり[1]、神社には藁駒奉納の行事が伝わっている。

概要 桐原牧神社, 所在地 ...

概要

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境内の神馬像

桐原地区は朝廷に馬を献上する「桐原牧」があったとされ、神社にも神馬の像があり、拝殿には「敬神愛国」ならぬ「敬神愛」という行灯が掲げられていたこともある。

神社の創建は1000〜1500年前というが[2]、「牧神社」の名は、江戸時代神職吉田家より賜ったものだという[3]

桐原牧神社の藁馬づくり

春季例大祭の際に藁馬(藁駒)を奉納し、参拝者に配布する行事が伝わっており、「桐原牧神社の藁馬づくり」として長野市の選定保存技術に選定されている[4]

もともと豊作祈願の奉納物として始まったもので、古くは各家がで馬をつくり、供物を背負わせて奉納していたという[5]。現在では桐原牧保存会で牝馬を300体ほど製作し、神社に奉納してお祓いを受けた上で参拝者に抽選で配布している[2][3]

2025年令和7年)の春季例大祭の場合、高さ約2m・全長約2m50cmの藁駒を氏子35人で地区内を曳き回したのち、300体制作した高さ20cm・長さ30cmの藁駒のうち70体を、神社に集まった参拝客約450人に抽選で配布した[6][7]

1961年昭和36年)には皇太子明仁親王(現: 上皇)に、1964年(昭和39年)には昭和天皇に、2005年平成17年)には皇太子徳仁親王(現: 今上天皇)に献上されている。

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歴史

交通

脚注

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