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森田銀行
かつて日本の福井県にあった銀行 ウィキペディアから
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歴史
1894年(明治27年)に、北前船の廻船業者であった森田家当主の森田三郎右衛門によって、個人経営の形で森田銀行が設立された。1903年(明治36年)に株式会社組織に改組。順調に業績を拡大させ、福井県内において福井銀行、同じ廻船業者設立の大和田銀行に次ぐ有力銀行の地位を占めた[1]。しかし昭和初期の金融恐慌を受けて、大蔵省と福井県は福井県内の銀行の統合を進めようとした。森田銀行、第五十七銀行、敦賀銀行、二十五銀行の4行を合併させ、若越銀行を設立しようとしたが、敦賀銀行と二十五銀行の反対で頓挫[1]。結局、森田銀行は1930年(昭和5年)に福井銀行に合併された[2]。
年表
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旧森田銀行本店
→詳細は「旧森田銀行本店」を参照
1920年(大正9年)に竣工した森田銀行の本店は、1997年(平成9年)12月12日に「旧森田銀行本店」という名称で登録有形文化財に登録された。鉄筋コンクリート造2階建であり、福井県内に現存する最古の鉄筋コンクリート造建築物である。設計は横浜町会所(現・横浜市開港記念会館)や長崎県庁を手がけた山田七五郎。天井には豪華な漆喰模様を施す一方、建物外観は茶系のタイル貼りで西洋の古典主義的デザイン。
- ファサード
- 営業室や客溜まり
- 応接室
- 元町山車蔵に隣接する旧森田銀行本店
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脚注
外部リンク
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