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福井銀行

福井県福井市にある地方銀行 ウィキペディアから

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株式会社福井銀行(ふくいぎんこう、: The Fukui Bank, Ltd.)は、福井県福井市に本店を置く地方銀行。福井県内では福銀通称として使用される。マスコットは、オーバーオールがポイントの「ふくちゃん」。キャッチコピーは「いつも、いつでも、いつまでも」。

概要 種類, 機関設計 ...
概要 株式会社福井銀行のデータ, 法人番号 ...
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福井銀行旧本店(現存せず)
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本店建て替えのために仮入居していた福銀センタービル。

福井県や県内のほぼ全て市町村、国立大学法人福井大学などの指定金融機関である。福井県内でのシェアは約40%であり、福井県の第一地方銀行である。

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概要

福井県内でのシェアとしては、預金が43.8%、貸出金が38.7%となっており、いずれも県内でトップシェアである(平成27年度)[要出典]。また、福井県内に本社を置く企業において、福井銀行をメインバンクとする企業のシェアが約45%となっている(2020年、帝国データバンク調べ)[5]

福井銀行は、1899年明治32年)に地元福井で繊維業を営む者たちが、福井県の繊維業のさらなる発展を目的として、各々資金を出し合って設立された銀行である(資本金30万円)。現存する地方銀行の設立過程としては、国立銀行を前身としたものが多い(七十七銀行八十二銀行など)が、福井銀行はこうした国立銀行を前身とした設立過程ではないため全国でも稀有な例として知られている[注釈 1]

2016年(平成28年)5月、福井市順化1丁目に所在する旧館と新館からなる本店の新築計画を明らかにした。発表によれば現本店を取り壊し、新本店を建設する間は、同市今市町にある福井銀事務センターを本店各部署の仮オフィスとして暫定的に使用。総事業費は90億~100億円程度を見込み、2018年度中に着工。当初は2020年春の完成を目指すとしていたが[6]、当初の予定より遅く同年12月7日に業務を開始した[7][8]。なお、本店の隣には、北國銀行石川県金沢市)の福井支店が2020年11月に移転している[5][9]

2016年10月に福井銀行と福井新聞社が共同で企画・発行している電子マネーのカード「JURACA」が、福井県の県民カード第1号に認定された[注釈 2]

2024年(令和6年)11月、既に完全子会社化している福邦銀行2026年(令和8年)5月2日付で吸収合併することを発表した。合併後の銀行名は本行名を継続使用する[10]

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沿革

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店舗網

福井県内では、池田町以外の全市町に75店舗の支店を有する(池田町は役場にATMを設置)。

福井県以外にも、石川県に10店舗(前述の小松支店は福邦銀行小松支店も入居)、富山県に4店舗、京都府・滋賀県に2店舗(前述の舞鶴支店は高浜支店の店舗内店舗)、東京都愛知県大阪府にあわせて3店舗を有している。営業店とは別にタイ王国の首都バンコクに駐在所を構えている。現在の店舗については「福井銀行 店舗・ATM検索」を参照。

また、本店、支店などの営業店のほかに、本部機能を集約させた福銀センタービルがあり、その他にも事務処理センターなどを有している。さらに、営業店とは別に「ナチュラプラザ」(福井市開発)というローンや保険の相談ができる店舗もある。このほか2016年12月には、店舗再編の一環による営業体制の効率化などを目的に「ふくぎんKuruza(クルーザー)」と名付けた移動店舗を導入した[46]

さらに、エリア制を採用しており、エリア統括店を中心に営業を行っている。以下がエリアとエリア統括店である。

  • 本店エリア - 本店営業部
  • 福井東エリア - 福井中央支店
  • 福井北エリア - 松本支店
  • 福井南エリア - 木田支店
  • 福井西エリア - 花月支店
  • あわらエリア - 金津支店
  • 三国エリア - 三国支店
  • 春江エリア - 春江支店
  • 高志エリア - 松岡支店
  • 奥越エリア - 大野支店
  • 丹生エリア - 朝日町支店
  • 鯖江エリア - 鯖江支店
  • 武生エリア - 武生支店
  • 南条エリア - 南条支店
  • 敦賀エリア - 敦賀支店
  • 小浜エリア - 小浜支店
  • 高浜エリア - 高浜支店
  • 金沢エリア - 金沢支店
  • 富山エリア - 富山支店
  • 滋賀エリア - 大津支店

東京大阪市愛知県名古屋市京都市ではエリア制をとっていない。

店舗沿革

  • 2006年(平成18年)7月 - 草津支店を開設。
  • 2010年(平成22年)9月 - 高槻支店を大阪支店に統合。
  • 2018年(平成30年)10月22日 - 舞鶴支店を高浜支店に統合。

店舗ギャラリー

勘定系システム

2009年(平成21年)1月、NTTデータ地銀共同センターへ移行した[47][48]

他金融機関との提携

北陸地方金融機関との提携

同行のATMでは、「FITネットATM」により、北國銀行富山第一銀行キャッシュカードの入出金については自行扱いとなり、利用可能時間帯は入出金とも完全無料である。ただし、3行以外が幹事行の共同利用自動機店舗並びにコンビニATMについては対象外。2006年(平成18年)4月3日より提携3行間との相互入金の取り扱いを開始した。

なお、法人カードは当行と北國銀行の間の相互利用のみに限られる。

セブン銀行・イオン銀行との提携

同行は2006年(平成18年)11月22日より、セブン銀行と提携してATMサービスを開始した[49]。提携当初は平日日中の出金手数料を無料としていたが、現在は入金と残高照会のみ無料で、ジュラチック王国支店の口座とセブン銀行との共同設置ATMを除いて、終日110円から220円の出金手数料がかかる。また、イオン銀行開業と同時に提携を行い、福井・イオン両銀行相互にATMの利用が可能となっている。イオン銀行では法人カードは利用できない。

県内金融機関との提携(福井ふるさとネットサービス)

2007年(平成19年)10月より福井ふるさとネットサービスとして、同行、福邦銀行と県内5信用金庫(福井越前武生敦賀小浜)の7金融機関の個人カードを持つ顧客は、各金融機関が設置しているCD・ATMでの残高照会と現金引出において手数料完全無料(時間外手数料・提携手数料を無料)になっている。また、これに福井県JAバンクも遅れて参加している。

また、2021年(令和3年)1月には、福井県内の第二地銀である福邦銀行の子会社化を目指していることが報道された[50]

イーネット・ローソンATMとの提携

個人・法人カードによる入金・出金・カード振込の取扱で、カード入金に限り終日無料となる。

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CM起用者

関連会社

連結子会社

脚注

関連項目

外部リンク

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