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標茶町営軌道
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標茶町営軌道(しべちゃちょうえいきどう)は、かつて北海道川上郡標茶町にあった簡易軌道。
1955年、道内最後の簡易軌道線として開業。はじめは貨車を旅客車にも代用していたが、1958年にはバス窓を採用した自走客車が入線する。1961年に簡易軌道としては最長の184mの鉄橋を釧路川に完成させ、開運町より標茶駅前まで延長したが、輸送量は予想を下回り1967年に運行を止めた。また1966年に支線として中御卒別(なかおそつべつ) - 沼幌(ぬまほろ)間が開業するも、その4年後には道路改良の進展で廃止された。累積赤字は2200万円となり補助金を打ち切られたため[1]本線も1971年に廃止。廃止後は標茶町有バスが代替する。
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路線データ
路線延長が最長だった時点のデータを示す。
- 路線距離:
- 本線:標茶 - 上御卒別間24.2km
- 沼幌支線:中御卒別 - 沼幌間6.5km
- 軌間:762mm
1966年の釧路支庁地図
沿革
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停留所一覧
- 本線
- 標茶駅前 - 開運町 - 下御卒別 - 厚生 - 新道 - 神社前 - 中御卒別 - 大曲 - 上御卒別
- 沼幌支線
- 中御卒別 - 二区 - 三区 - 沼幌
運行状況
1968年度は4往復(旅客3、貨物1)、日祭日は混合列車1往復であったが、1969年度に貨物列車は廃止となり[4]、1971年度は平日のみ朝夕の2往復となった。開運町 - 上御卒別間の所要時間は60分であった[1]
車両
- 機関車6両、自走客車3両、牽引客車2両、貨車8両[1]
脚注および参考文献
関連項目
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