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樽見鉄道オハ1000形客車
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樽見鉄道オハ1000形客車 (たるみてつどうオハ1000がたきゃくしゃ)は、東海旅客鉄道(JR東海)からオハ12形客車3両を譲受し、1990年(平成2年)から2005年(平成17年)まで使用された樽見鉄道の客車である[15][16][6]。同様にJR東海から譲受したスハフ12形客車2両を改番した樽見鉄道スハフ1100形客車 (たるみてつどうスハフ1100がたきゃくしゃ)とともに運用された[1]。本項ではスハフ1100形についても記載する。
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概要
1984年(昭和59年)10月に日本国有鉄道(国鉄)樽見線を第三セクターに転換して開業した樽見鉄道[17]では、開業時から国鉄オハフ33形客車を改造、改番したオハフ500形客車による列車をラッシュ時に運転していた[17][18]が、これの置き換えのため、1990年(平成2年)、1992年(平成4年)にJR東海から12系客車計5両を譲受し、オハ1000形、スハフ1100形とした[15][19]。1994年(平成6年)にJR東海から14系客車5両を譲受してオハ2000形、スハフ2200形とし[20]、オハ1000形、スハフ1100形はオハ2両を廃車の上オハフ800形客車に代わって沿線の淡墨桜観光用の臨時列車「うすずみファンタジア」専用化され、うすずみ1形客車と編成を組んで使用された[19]。2006年(平成18年)3月に樽見鉄道の貨物列車、機関車牽引客車列車が廃止されるのに先立ち、2005年(平成17年)3月に廃車された[6]。
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車体・機器類
→「国鉄12系客車」も参照
樽見鉄道では国鉄、JR時代と車体には外部塗装を除いて変化がない[19]。入線時は車体裾の帯が二重線となっていたが、1999年(平成11年)ごろに車体裾の帯が消され、窓下の帯色が桜色に変更されている[19]。スハフの側面窓下には樽見鉄道の社章が描かれた[19]。
車歴
運用
1990年(平成2年)3月にオハ1000形3両、スハフ1100形1両がJR東海から購入され、オハフ500形に代わってラッシュ時の輸送力確保用列車に使用された[15]。車体裾の帯が二重線になり、スハフの側面窓下に樽見鉄道の社章が描かれた以外はJR時代の姿のまま使用された[19]。1992年(平成4年)にはスハフ1100形1両が追加され[24]、通常は3両で運転されていたことからオハ1000形が1993年(平成5年)と1994年(平成6年)に1両ずつ廃車されている[19][5]。1999年(平成11年)ごろには裾の帯が消され、窓下の帯が桜色に変更されている[19]。1994年(平成6年)にはJR東海から14系客車5両が購入されてオハ2000形、スハフ2200形となり、オハ1000形、スハフ1100形は観桜シーズンにうすずみ1形と編成を組んで運転される臨時列車「うすずみファンタジア」に転用され、オハフ800形が廃車となった[19][25]。観桜シーズン以外は北方真桑駅に留置されていた[19]。2006年(平成18年)3月に樽見鉄道の機関車牽引列車が廃止されるのに先立ち、2005年(平成17年)3月に廃車された[6]。
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出典
参考文献
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