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櫻木神社 (野田市)

千葉県野田市にある神社 ウィキペディアから

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櫻木神社(さくらぎじんじゃ)は、千葉県野田市にある神社旧社格村社サクラ(桜)の名所としても知られる[1]

概要 櫻木神社, 所在地 ...

概要

大鳥居脇のシダレザクラや正門の手前にあるミヤビザクラは3月中に満開を迎え、七五三桜という春と秋に咲くサクラも境内にあり、絵馬おみくじ御朱印、御朱印帳などもデザインにサクラが取り入れられている[2]

1992年平成4年)神社再建御造営に伴い、御殿地(宮司宅地内裏山)の発掘調査が行われ、日本列島の旧石器時代の有舌尖頭器や縄文時代の土器・石器類、古墳時代の住居跡などの遺跡のほか、古代祭祀に関係する遺物としてヒスイ勾玉管玉・台形様石製品・剣先様装飾品・半円状石製品・玉杖なども多数出土している[3]。神社東側約100メートルの位置には、古墳時代前期の住居跡(中根八幡前遺跡)があり、この地域一帯は野田市の黎明期を知る上で重要な地域とされている[4]

祭神

由緒

社記によれば平安朝の851年仁寿元年)に、大化の改新で活躍した藤原鎌足の子孫で藤原冬嗣の三男である藤原嗣良によって創建されたという。嗣良がこの地に居を移した際、サクラの美しい大木のもとに倉稲魂命(ウカノミタマ)・武甕槌命(タケミカヅチ)の神を祀ったのが始まりであると伝えられ、現存する宮司家社家文書によれば、この地は古くには「桜木村」と呼ばれ、後に「桜台村」となり、サクラが咲き誇る美しい里であったと考えられている[5]。また、サクラの「サ」は早苗・早乙女・皐月などの「サ」と同じく稲に関係し田の神様である稲霊、「クラ」はその稲霊が鎮まる場所を表しており、山から田の神が依代となるサクラの木に降り豊作・幸福をもたらすとされている[6]

「倉稲魂命、当国野原ノ中ニ創建成リ、櫻乃木ノ元ヘ座ス、神武神人皇五拾五代文徳天皇御宇、仁寿元年初午ノ日稲荷大明神奉祀ス、此時櫻木ノ中ニ座ス、名津ケテ櫻木村ト号ス、後又人皇六拾六代一条天皇御宇、永祚元年壱拾弐月初午ノ日櫻乃木ノ元ヘ宮所建立ス、時ニ桜台ト号ス、此時野原開発ノ年ナリ」ー 宮司家文書より、992年正暦3年)

社殿

  • 神門
  • 拝殿・本殿
  • 社務所

現地情報

所在地

交通アクセス

脚注

関連項目

外部リンク

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