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武蔵丘車両基地
日本の埼玉県飯能市にある西武鉄道の車両基地 ウィキペディアから
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武蔵丘車両基地(むさしがおかしゃりょうきち)は、埼玉県飯能市にある西武鉄道の車両基地。
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概要
要約
視点
池袋線東飯能 - 高麗間に位置する武蔵丘信号場に隣接し、また武蔵丘車両検修場が隣接する[3]。車両が武蔵丘車両検修場に入場・出場する際は、当車両基地の構内を通る。構内は10両編成に対応しており、当車両基地では列車検査・月検査と車両清掃等を行っている[3]。ただし、当車両基地には車両故障等に対応した修繕線がないため、このような場合には車両を小手指車両基地に回送して対応する[3]。
横瀬車両基地を統括しており、電気機関車E31形の月検査(一部列車検査)も行っていた。甲種輸送の回送検査は当車両基地しか行っていない。
池袋線の本線を挟んで2つのエリアに分かれており、当初よりある南東側がA地区、後に増設された北西側がB地区となっている[4][3]。A地区には60両が収容可能な電車留置線6本と引上線1本、保線機械線が6本ある[3]。B地区には74両が収容可能な電車留置線7本と検査線 2本(検修庫)と洗浄作業線1本、引上線1本がある。このほか、武蔵丘車両検修場への入出場線がある[3]。
また東飯能駅付近の複線化と、西武グループにより1984年1月27日に飯能市議会全員協議会の場で公開された「武蔵丘分譲地」[注 1]造成計画に合わせて、現在の武蔵丘信号場の位置への新駅設置構想も公表され、『文化新聞』の1984年3月1日号にその概要が掲載されていた[7]。新駅と駅前広場は分譲地の「中央地区」(面積5.7ヘクタール)に建設され、団地に入居する住民の通勤・通学需要に対応する計画であり[8]、1990年(平成2年)時点では、西武は新駅(仮称:武蔵丘駅)を1994年(平成6年)3月ごろまでには開設して供用開始したい意向であると報じられていたが[9]、この分譲地開発計画に関しては1995年(平成7年)1月に西武鉄道が飯能市に事業計画書を提出したものの[6]、市民グループ「天覧山・多峯主山の自然を守る会」による反対運動が起き[10]、同年には「緑と清流の保全条例」制定の直接請求が行われた[6]。この条例案自体は市議会で日本共産党の議員4人が賛成したのみで否決されたが[11]、西武鉄道は2005年(平成17年)1月に社会状況の変化を受け、開発計画の断念を市に申し入れており[12][13]ことなどから、車両基地と検修場の開設以外は実現には至っていない(未成駅)。池袋線所属の車両の行先表示器には新駅設置構想の名残で「武蔵丘」のコマが用意されている。
配線図
| ← 飯能 方面 |
→ 吾野 方面 |
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| 凡例 出典:[14][15] |
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所属車両
2025年4月1日現在[2]
- 新2000系 - 8両編成2本
- 4000系 - 4両編成10本(52席の至福を含む)
- 6000系 - 10両編成3本(50番台)
- 20000系 - 10両編成3本
- 30000系 - 8両編成10本・2両編成6本
- 40000系 - 10両編成5本・8両編成3本(すべて50番台)
このほか、池袋線系統で運用される当基地所属以外の車両も留置されることがある。小手指車両基地所属の自社車両のほか、2024年3月改正ダイヤでは東京メトロ・東急東横線の車両がそれぞれ10両編成1本ずつ夜間滞泊する運用が組まれている。
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沿革
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脚注
参考文献
関連項目
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