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歯茎側面吸着音
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歯茎側面吸着音(しけい そくめん きゅうちゃくおん)は、子音のひとつ。
概要
歯茎側面吸着音の発音は歯吸着音のものに類似しているが、舌の側面の、奥歯に接している部分を下げることで開放する[2][3]。
国際音声記号の表では「歯茎側面吸着音」と呼んでいるが、実際には閉鎖は歯茎だけでなく歯や後部歯茎も使われる[3]。
西ヨーロッパでは非言語音として、馬を走りださせるためにこの音を用いる[2][4]。
吸着音は本質的に軟口蓋音または口蓋垂音との二重調音であり、国際音声記号では[k͡ǁ]のように書くか、あるいはタイを省略して[kǁ]のように書くことができる。同様に帯気音は[kǁʰ]、有声音は[ɡǁ]、鼻音は[ŋǁ]のように書かれる[5]。
ズールー語およびコサ語の正書法では「x」と書かれる[5](xh [kǁʰ], gx [ɡǁ], nx [ŋǁ])。コサ語の言語名「Xhosa」[kǁʰoːsa]にも使われている。
言語例
脚注
参考文献
外部リンク
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