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水木しげる作戦シリーズ
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『水木しげる作戦シリーズ』(みずきしげるさくせんシリーズ)は、水木しげるによる日本の漫画シリーズ。1959年から1960年にかけて兎月書房より刊行された貸本向け戦記漫画のシリーズ。
概要
本シリーズは主に『少年戦記』という貸本向けの戦記漫画専門誌に掲載。『少年戦記』は水木しげるが責任編集をしており、本シリーズ以外にも「関谷すすむ」等の別名義で解説記事や短編漫画も併録していた。
貸本時代の水木しげるは多くの戦記漫画を描いていたが売れ行きが悪く、坂井三郎から「勝つ話でないと子供は見てくれない」とアドバイスを貰った。そこで「水木しげる作戦シリーズ」を開始し売れ行きが一時よくなるも、負け戦を描くにしたがって売れ行きが落ちていったという。[1]
各話あらすじ
要約
視点
印度洋作戦
1959年発行、印度洋作戦
ミッドウェー作戦
1959年発行、少年戦記1
珊瑚海大海戦
1959年発行、少年戦記2 零戦特集号
急襲ツラギ夜戦
1959年発行、少年戦記3
ケ号作戦裏話 脱出地点
1959年発行、少年戦記4
- 昭和17年10月25日夜。ソロモン群島のガダルカナル島で、陸軍兵長の真山宗孝ら第二師団は、敵飛行場に最後の攻撃を開始。白兵戦の末ついに敵本陣に突入するが敵戦車の反撃に遭い、ルンガ河渡河点まで撤退が命じられる。道中、攻撃を受け仲間を失いながらも、真山は何とかルンガ河渡河点まで到達する。そして、ガ島最後の脱出地点であるエスペランス岬のカミンボまで行くが、そこには何も無く最後の駆逐艦が出た後だった。真山は取り残されたのだ。どうにもならない運命に・・・。
あ号作戦と南雲中将 前編
1959年発行、少年戦記5
あ号作戦と南雲中将 後編
1959年発行、少年戦記6
決戦レイテ湾
第一部 栗田艦隊出発
1959年発行、少年戦記7
第二部 戦艦武蔵の最后
1960年発行、少年戦記8
第三部 小沢機動部隊南下す
1960年発行、少年戦記9
第四部 西村中将死地に赴く
1960年発行、少年戦記9
第五部 エンガノ沖海戦
1960年発行、少年戦記10
第六部 壮絶特攻
1960年発行、少年戦記11
完結編 サマールの一戦
1960年発行、少年戦記12
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関連項目
書籍情報
- 『ああ太平洋 (上) 水木しげる戦記選集』(宙出版、2007年12月、ISBN 9784776794004)
- 『ああ太平洋 (下) 水木しげる戦記選集』(宙出版、2007年12月、ISBN 9784776794011)
- 『貸本戦記漫画集(3) 水木しげる作戦シリーズ(上)』(講談社〈水木しげる漫画大全集〉、2015年6月、ISBN 978-4-06-377538-9)
- 『貸本戦記漫画集(4) 水木しげる作戦シリーズ(下)』(講談社〈水木しげる漫画大全集〉、2015年7月、ISBN 978-4-06-377539-6)
参考書籍
- 山口信二『水木しげる貸本漫画のすべて』YMブックス、2007年5月。ISBN 978-4-903548-08-1。
脚注
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