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求婚旅行

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求婚旅行(きゅうこんりょこう)は、1974年4月6日から9月21日まで夜9時から1時間枠で、日本テレビ系列で「グランド劇場」として放送されたテレビドラマ[1]

概要

田辺聖子原作の同名小説のテレビドラマ化[1]。美人だが、結婚適齢期を迎えてもなかなか結婚しないOLとその家族を中心に、男女の哀歓と悲哀を描いたホームドラマ。OL役で新珠三千代が主演[1]

オープニング曲の開始直前、タイプライターで文字を打つように番組タイトルが現れ、その後、オープニング曲が始まる。

キャスト

スタッフ

  • 原作:田辺聖子
  • 脚本:北村篤子
  • 演出:池田義一小杉義夫
  • プロデューサー:早川恒夫
  • 制作:東宝、日本テレビ

主題曲

サブタイトル

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製作

NHKの連ドラヒロインに、次回作の出演交渉が殺到するのは恒例であるが[1]、1973年4月から1974年3月まで放送されたNHK連ドラ『北の家族』のヒロインで、文学座の女優・高橋洋子の元にも民放各局映画界の計20社から引き合いがあった[1]。高橋は映画では自身が出演を熱望した『サンダカン八番娼館 望郷』になったが[2]、テレビドラマは最も早くから口説かれていた本作に決った[1]。過去の女優が大胆なイメージチェンジや、背伸びして失敗して例が多かったこともあり[1]、『北の家族』のヒロイン・志津の延長線上にある明朗な現代娘という役どころで大切に育てようとする文学座の方針と日本テレビサイドの条件が合致した[1]。主演は新珠三千代だが、それ以外の杉村春子太地喜和子北村和夫江守徹加藤武ら文学座がユニット出演した[1]。文学座の重鎮が新人・高橋をしごく形[1]。1974年2月21日に始めての収録が行われたが、さっそく、新珠、杉村、北村に囲まれ、収録開始[1]。杉村は高橋に対して「まだ何もできない子供。演技がいい悪いといえる段階ではありません。何もできないと自覚し、地道にやっていこうという心構えを持つこと。おごらずにやっていくことがまず大切。一緒の時はこわいことも言います」などと述べ、高橋をビビらせた[1]

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脚注

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