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沖島 (愛知県)
愛知県西尾市の三河湾にある島 ウィキペディアから
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沖島(おきしま)とは、三河湾にある三河湾国定公園内の島。対岸(東幡豆海岸)から約1.5km離れた無人島であり、面積は約8ha。愛知県西尾市に属する。別名・猿が島(さるがしま)、弁天島[1]。
島内はシイ、タブノキ、モチノキが生い茂る照葉樹林の森林となっている。島の中央部に神社(沖嶋社)があり、全島が境内である[2]。
歴史
→「前島 (愛知県) § 歴史」も参照
沖島はその植生から、古くから植物研究目的での来島者がいた[2]。1950年代には前島と共に観光開発が図られ、島を巡回する遊覧船が就航している[3]。前島が名古屋鉄道の手によりウサギなどを放し飼いにした「うさぎ島」として開発されたのに対し、沖島は日本モンキーセンターの支所として小豆島で捕獲した野生のニホンザル36頭が学術研究用に放たれ、「猿が島」と呼ばれるようになった[4]。両島は公益財団法人日本モンキーセンターが運営する三河湾海上動物園となり、沖嶋社の拝殿に隣接してニホンザル展示館が建設された。東幡豆港・前島・沖島・西浦港間の定期船も1958年9月から就航した[5]。その後ニホンザルの数は90頭にまで増えた[6][注釈 1]。
経営悪化により1997年(平成9年)11月30日に三河湾海上動物園は閉園[7]。放し飼いにされていたニホンザルは日本モンキーパークに引き取られている。閉園時に定期船も廃止され[8]、現在は潮干狩りシーズン中に漁協による船が就航するのみである。
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脚注
関連項目
外部リンク
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