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浜綏線
中国の鉄道路線 ウィキペディアから
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浜綏線(ひんすいせん)は中華人民共和国黒龍江省哈爾浜市の哈爾浜駅と綏芬河市の綏芬河駅を結ぶ中国国鉄ハルビン鉄路局に属する全長548 kmの鉄道路線である。
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かつての東清鉄道の一部であり、哈爾浜東駅から浜綏線を経由してロシアのウラジオストク駅とハバロフスク駅を結ぶ国際列車が運行されていた。しかし、2013年4月以降は時刻表上は存在するものの、運行実績はなく事実上廃止状態である[1][より良い情報源が必要][2]。
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歴史
→詳細は「東清鉄道」を参照
- 1897年(光緒23年)8月28日、浜綏線の建設が東寧県で開始される。建設当時の軌間はロシアと同一の1,524mmであった。
- 1900年(光緒26年)3月~10月、義和団の乱によって破壊され工事が中断される。
- 1901年(光緒27年)浜綏線全線開通。11月14日から臨時営業が開始される。
- 1903年(光緒29年)7月14日、東清鉄道が全線開通する。
- 1935年(康徳2年)3月、満洲国が東清鉄道をソ連から購入する。
- 1936年(康徳3年)6月17日、1,435 mmに改軌される。
- 1939年(康徳6年)、南満州鉄道によって東門駅~一面坡駅間の複線化工事が行われ、1942年に完成する。
- 1940年(康徳7年)、満鉄によって高嶺子駅附近の線路掛け替え工事が行われ、翌年完成する。旧線は「高嶺子線」と改称される[注釈 1]。
- 1945年8月、進駐したソ連軍によって、1,524 mmへの改軌工事が開始される。
- 1946年4月、東北民主聯軍によって改軌工事が中止される。なお同年、東北行政委員会の決定により、香坊駅~亜布力駅間が単線化され、撤去されたレールが他の路線の復旧に流用された。
- 1975年、浜綏線最長のトンネルである杜草トンネルの複線化工事が開始される[注釈 2]。
- 2004年、第五次提速(ダイヤ改正)によって舎利屯駅、白帽子駅などの駅が休止された。
- 2006年、鉄道部と黒龍江省によって、第11回5ヶ年計画の際に牡丹江駅~綏芬河駅間の複線化が行われることが決定された。
- 2015年12月28日、牡丹江駅 - 綏芬河駅間の電化、複線化、路線付け替え工事が完成。新線の路線長は138 km、旧線の途中10駅が廃止される。
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接続路線

駅一覧
脚註
出典
関連項目
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