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海龍級潜水艦
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海龍級潜水艦(かいりゅうきゅうせんすいかん、Hai Lung-class submarine)は、「剣龍専案」で計画、建造された台湾海軍の通常動力型潜水艦である。1982年(民国71年)から1988年(民国77年)までに2隻が建造された。建造計画名をとって剣龍級とする場合もある。
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概要
オランダ海軍のズヴァールトフィス級潜水艦の改良型の涙滴型、セイルプレーン式の潜水艦である。当初は6隻の購入を予定していたが、北京当局からオランダへの外交圧力により追加4隻分の輸出許可が下りず、2隻のみの購入に終わった[1]。既に艦齢が20年を過ぎているが、代替艦建造計画が進捗していない上に、台湾海軍が保有するもう2隻の潜水艦である「海獅」「海豹」の艦齢は海龍級の3倍以上である60年以上に達しており、海龍級は現在もなお、台湾海軍虎の子の潜水艦として運用されている。
2014年1月6日、台湾海軍は潜水艦発射用UGM-84潜対地ミサイル32発とUTM-84L訓練用ミサイル2発、UTM-84XD実証・訓練用ミサイル2発を受領したと発表した。これらの搭載により、本級の対地戦闘能力は大幅に向上し、150海里先の地上目標への攻撃が可能になったという[2]。
電子機器
- SINBADS-M型戦術戦闘指揮装置(オランダH.S.A社)
- SIASS統合ソナーシステム
- ZW-60型搜索レーダー
- Mk29 Mod2A慣性航行システム(Sperry社)
- 電子戦システム:TIMNEX4 CH V2型警戒システム(Elbit社)
同型艦
各国の同世代通常動力潜水艦
参考資料
外部リンク
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