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港前駅
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港前駅(みなとまええき)は、かつて愛知県西尾市にあった、名古屋鉄道平坂支線の駅。
旧・幡豆郡平坂町(現・西尾市)の中心駅であった。駅名の由来となった平坂港は、江戸時代に西尾藩によって開かれた港であり、かつては西三河地域における物流拠点であった。
歴史
- 1914年(大正3年)10月30日 - 西尾鉄道が西尾 - 平坂臨港間を開業させた際に港前駅(みなとさきえき)として開業。平坂臨港駅は貨物駅であったため、当駅が旅客扱いの起終点であった。
- 1916年(大正5年)10月5日 - 平坂臨港駅廃止[1]。当駅に統合される。
- 1926年(大正15年)12月1日 - 愛知電気鉄道が西尾鉄道を合併。西尾 - 当駅間は西尾線となる。
- 1935年(昭和10年)8月1日 - 合併により名古屋鉄道の駅となり、西尾線から分離され平坂線となる。
- 1941年(昭和16年)2月10日 - 平坂駅に改称する。
- 1945年(昭和20年)1月13日 - 三河地震により駅舎被災[2]。
- 1948年(昭和23年)5月16日 - 平坂線を平坂支線に改称する。
- 1949年(昭和24年)12月1日 - 元の駅名である港前(みなとまえ)駅に改称する。
- 1960年(昭和35年)3月27日 - 平坂支線の廃止とともに廃駅となる。
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駅構造
晩年の状況は1面1線のホームで側線、駅舎も存在した。
← 西尾方面 |
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凡例 出典:[3] |
利用状況
要約
視点
『愛知県統計書』によると、年間乗降人員および荷物取扱量は以下の通りである。
廃止後
港前駅の跡地の大部分は、そのままバス停に転用されている。平坂支線の代替バスが運行されていたが、利用者の減少もあって幾度となく運行路線の見直しが行われ、停留所東側にあった転回場が廃止となるなど規模が縮小された。
- 2004年(平成16年) 名鉄三河線の一部区間廃止よる代替バス(ふれんどバス)の運行開始に伴い、同バスの平坂港前停留所が併設された。
- 2006年(平成18年) 名鉄バスから名鉄東部交通に路線譲渡され[32]、名鉄東部交通バス平坂・中畑線の港前停留所となっていた。
- 2019年(平成31年) 4月1日 碧南方面の停留所が道路北側の歩道に移設された[33]。
- 2020年(令和2年)3月31日 名鉄東部交通による平坂・中畑線は運行を終了し、4月1日からは六万石くるりんバスによる運行となる[34]。
- 駅跡に設置されていた港前バス停留所(2009年)
- 平坂港前バス停(道路北側)
- 港前駅跡地の西150m付近にある平坂港
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隣の駅
- 名古屋鉄道
- 西尾線(平坂支線)
- 平坂口駅 - 港前駅
脚注
参考文献
関連項目
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