トップQs
タイムライン
チャット
視点
実録 女師 遊廓 信太山エレジー
ウィキペディアから
Remove ads
『実録 女師 遊廓 信太山エレジー』(じつろく じょし ゆうかく しのだやまエレジー)は、日本の元弁護士・山之内幸夫による書籍。1998年に双葉社から発刊された。ISBN 978-4575233407。大阪の遊廓を舞台に、そこの娼婦を利用する男「女師」が下働きから経営者に上り詰める様を描いた、小説の要素を含むノンフィクション、ルポルタージュである。
2005年にこれを原作とする映画『濡れた赫い糸』が公開された。また、劇団ストレイドッグが1999年からこれを原作とする舞台『悲しき天使』を上演、その後何度も再演を重ね、2020年に同名の映画が公開された。
濡れた赫い糸
最初の映画化作品『濡れた赫い糸』(ぬれたあかいいと)は、2005年に公開された。監督は望月六郎、脚本は石川均。主演は北村一輝。「忍山」という架空の花街を舞台に、北村が演じる青年・茂と高岡早紀が演じる遊女・一美の恋と、ふたりを追う人間たちの物語を描く。
キャスト(濡れた赫い糸)
スタッフ(濡れた赫い糸)
- 原作:山之内幸夫『実録 女師 遊廓 信太山エレジー』(双葉社)
- 監督:望月六郎
- 脚本:石川均
- 音楽:サウンドキッズ
- 撮影:田中一成
- 製作:升水惟雄
- 題字:奥田瑛二
- 製作・配給:ジャパンホームビデオ
Remove ads
悲しき天使
舞台版の初演は1999年[1]。ストレイドッグ主宰の森岡利行の脚本・演出作品である。
後述の映画を含め、大阪の遊廓を舞台に、遊女の一美とそこに流れ着いて彼女らの世話役になった男・茂の恋と、ふたりを取りまく人間たちを描く。ヒロイン・一美を以下の女優らが演じた。
- 川端良香
- 東山麻美(2004年)
- 夏目ナナ(2005年)
- 小野晴子(2009年・2010年)
- 三津谷葉子(2010年)[2]
- 小沢真珠(2012年)[3]
- 阿井りんな(2015年)
- 片山萌美(2016年)[4]
- 山崎真実(2019年)[5]
- 森岡朋奈(2024年)[6]
映画
映画版『悲しき天使』(かなしきてんし)は2020年8月7日に公開。当初は4月公開予定であったが[7]、コロナ禍によって公開延期が続いた。舞台版の作者である森岡利行が監督・脚本を務めた。一美役の和田瞳は本作が映画初主演となる[7][8][9]。
キャスト(悲しき天使)
スタッフ(悲しき天使)
- 原作:山之内幸夫
- 監督/脚本:森岡利行
- 企画:利倉亮
- 音楽:Les.R-Yuka
- 撮影:吉田淳志
- 照明:山口峰寛
- 録音:大塚 学
- 美術:加藤ちか
- プロデューサー:江尻健司
- エグゼクティブ・プロデューサー:山口幸彦
- 製作・配給:キングレコード
Remove ads
脚注
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads