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炮 (シャンチー)

シャンチー ウィキペディアから

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(ほう、拼音: pào パオ)、は、シャンチー(中国象棋)の棋子(駒)の種類の1つである。それぞれが2枚ずつ持っている。紅方(先手)は「炮」、黒方(後手)は「砲」(または「包」)である。動きはと同様。他の駒がなければ、縦横に何路でも動ける。斜めには動けない。しかし、駒を取る時は、炮と取られる駒との間に(味方あるいは敵の)駒が1つなければならない(この駒は「炮架〈パオヂィア〉」あるいは「砲台〈パオタイ〉」と呼ばれる)。

さらに見る シャンチーの棋子 ...
炮(砲)の棋子(駒)

このように相手駒を取る駒はチェス将棋マークルックなど他系統の将棋類にはなく、シャンチー系統(チャンギチュンジー)に特有である。

砲は投石機、炮は火薬を動力とする投石機を意味する。古代には、「礮」と「包」の文字が使用された。「礮」は「砲」の古字であり、「包」は味方と敵を区別するために使われた。

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動き

開局時(序盤)は、盤上の駒数が多いため、炮の火力を容易に発揮できる。初手は炮を動かすのが最も多い。例えば当頭炮(炮8平5または炮2平5)、仕角炮巡河炮過宮炮などである。

しかしながら、戦局が進行するにつれて、炮台が減っていくため炮の威力は減少する。残局(終盤)では、炮と相手のの交換は炮側の得となるだろう。

開始位置
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炮(砲)の動き
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炮(砲)の駒の取り方
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