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猿沢池
奈良県奈良市の奈良公園にある池 ウィキペディアから
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猿沢池(さるさわいけ、さるさわのいけ)は、奈良県奈良市の奈良公園にある周囲360メートルの池。春日山歴史的風土特別保存地区内にあり、都市計画公園の一つである[1]。興福寺五重塔が周囲の柳と一緒に水面に映る風景はとても美しく、「猿沢池月」 は南都八景のひとつとなっている。
概要
毎年4月に興福寺の放生会(捕らえられた生き物を逃して供養する行事)が行われる放生池であり[2]、天平21年(749年)に造られた人工池である[1]。
猿沢池の名前の由来は、インドのヴァイシャーリー国の獼猴池(びこういけ)または猿池から来たものと言われている[3]。獼猴あるいは猴の字義としては、大きなサル[4](または尾の短い種類のサル)を指している。
猿沢池の北には興福寺五重塔と五十二段と呼ばれる石段があり、その眺望が奈良県景観資産に指定されている[5]。
2017年8月16日には初の取り組みとして10日間限定で、京都の川床を参考に「池床」が設けられた[6]。
水質悪化が問題になっていたため、2022年(令和4年)以降、水路を整備して奈良国立博物館の井戸水を導水して水質改善を図る計画である[7]。
祭事

猿沢池の七不思議

以下のような七不思議が伝わっている[2]。
伝説等
ギャラリー
- 猿沢池に映る五重の塔
- 興福寺を臨む夜の猿沢池
交通アクセス
池の北側には三条通りが東西に走り、JR奈良駅から春日大社へと通じ、近鉄奈良駅からはアーケード街「東向商店街」が三条通りの途中に通じる。
脚注
関連項目
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