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瑞穂古墳群

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瑞穂古墳群(みずほこふんぐん)は、愛知県名古屋市瑞穂区豊岡通3丁目にある古墳の総称である。

概要 瑞穂古墳群, 所在地 ...

概要

6世紀から7世紀にかけて築造されたと考えられている。かつては4基の円墳が存在し、そのうち2-4号墳が約50メートル間隔で存在していたことから、地元では三つ塚と呼ばれていた[1][2][注 1]瑞穂陸上競技場(現在のパロマ瑞穂スタジアム)や瑞穂球場の建設・改修等によって、現存するのは2基のみ。発掘調査はなされていない[3]

現存する古墳

1号墳
北緯35度7分23.9秒 東経136度56分24.4秒
豊岡小学校の校庭南側に位置する。高さは約4メートル、直径は20メートル以上あったと考えられている[4]が、現在残っている部分の規模はかなり小さい。
2号墳
北緯35度7分23.9秒 東経136度56分28秒
名古屋市瑞穂公園内の児童公園の一角、野球場の南側にある。もとは高さ約7メートル・直径約30メートルの規模があったと推定されている[4]が、表土の流出が激しく外観は失われている。墳丘はチェーンで囲まれ立入禁止だが、子供でも容易に立ち入る事が可能な状態になっている。

滅失した古墳

3号墳
2号墳の北側に存在した。野球場建設の際に削り取られ、現存しない。
4号墳
2号墳のそば、野球場豊岡小学校の間にある道路付近に存在したとされる[3]昭和25年(1950年)に瑞穂陸上競技場の拡張工事で削り取られ、現存しない。
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出土品

1号墳からは小型円筒埴輪片が、2号墳からは墳頂部に円筒埴輪列が見つかっている[3][5][6]。円筒埴輪はいずれも土師質で、外面に粗く縦ハケが施されている[3]。これらの出土埴輪は名古屋市博物館に所蔵されている。

脚注

参考文献

関連項目

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