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生源寺
滋賀県大津市にある寺院 ウィキペディアから
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生源寺(しょうげんじ)は、滋賀県大津市坂本にある天台宗の寺院。山号は比叡山。本尊は十一面観音。伝教大師最澄が生まれた場所に建てられている。
歴史
創建年代は延暦年間(782年 - 806年)である。日本天台宗の開祖である最澄によって、父・三津首百枝の居館跡であり、自らの生誕地でもある当地に建立された。本尊は慈覚大師円仁作の十一面観音で、延暦寺西塔の総里坊格の寺院であった。
織田信長によって元亀2年(1571年)に行われた比叡山焼き討ちで全焼する。現在の本堂は文禄4年(1595年)に詮舜によって再建され、宝永7年(1710年)に改築されたものである。江戸時代には一山の寺務を統括する重要な寺院であった。
生源寺の西隣にはかつて鎮守社であった大将軍神社がある。
境内
- 本堂
- 別當大師堂 - 最澄の高弟である別當大師光定を祀る。元々あった堂は延暦寺横川に恵心堂として移築された。
- 庫裏
- 傳教大師御産湯井 - 最澄の産湯に使われたとされる産湯の井戸。
- 最澄少年像
- 鐘楼
- 鎮守社
- 山門
- 破鐘 - 元亀2年(1571年)の比叡山焼き討ちの際に強く鳴らしたためにヒビが入った鐘。現在は坂本石積みの郷公園に移設されている。
- 傳教大師御産湯井
- 鐘楼
- 本堂
文化財
大津市指定有形文化財
- 絹本著色日吉山王垂迹神曼茶羅図 1幅(坂本山王講、生源寺伴)
前後の札所
参考文献
- 生源寺パンフレット
関連項目
外部リンク
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