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田井ノ瀬駅
和歌山県和歌山市にある西日本旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
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田井ノ瀬駅(たいのせえき)は、和歌山県和歌山市岩橋(いわせ)にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)和歌山線の駅である。
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概要
かつては、阪和線の紀伊中ノ島駅を経由して紀和駅(旧・和歌山駅)に入り、南海本線の和歌山市駅へと、ほとんどの列車が直通運転を行っていたが、1974年に、このルートは廃止された[1]。
駅名は「田井ノ瀬」であるが、県道(和歌山県道14号和歌山打田線)の地点名は「田井之瀬」、バス(和歌山バス那賀橋本線)の停留所名は「田井の瀬」であるなど、表記が統一されていない。 なお、田井の瀬停留所は和歌山バス那賀の2019年4月1日ダイヤ改正で那賀線:211系統が廃止されたことにより廃止された。
歴史
年表
- 1898年(明治31年)5月4日:紀和鉄道の和歌山駅(現・紀和駅) - 船戸仮駅間開業時に岩橋駅として設置[1]。
- 1899年(明治32年)1月15日:田井ノ瀬駅に改称[2]。
- 1904年(明治37年)8月27日:紀和鉄道の路線を関西鉄道が買収し、同社の駅となる[1]。
- 1907年(明治40年)10月1日:関西鉄道が鉄道国有法により国有化され、帝国鉄道庁の駅となる[1]。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称が制定され、和歌山線の所属となる[1]。
- 1961年(昭和36年)7月1日:和歌山線貨物支線として、当駅 - 東和歌山駅(現・和歌山駅)間の短絡線が開業[1][3]。
- 1963年(昭和38年)4月1日:貨物取扱廃止[2]。
- 1971年(昭和46年)4月26日:荷物扱い廃止[4]。無人駅となる[5]。
- 1972年(昭和47年)3月15日:前述の和歌山駅への短絡線の旅客営業開始、同時にそのルートが本線扱いとなる[1]。紀和方面への旧線は支線に格下げ[1]。
- 1973年(昭和48年)
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる[1]。
- 2020年(令和2年)3月14日:ICカード「ICOCA」が利用可能となる[6]。
- 2021年(令和3年)6月7日:跨線橋閉鎖(7月までに撤去)。2番のりばに待合所と出入口が完成し、使用を開始する。
鉄道唱歌
1900年(明治33年)に大和田建樹が作詞した鉄道唱歌第5集(関西・参宮・南海篇)49番の歌詞にて、当駅が登場する。
親のめぐみの粉河より 叉乗る汽車は紀和の線舟戸田井ノ瀬うちすぎて 和歌山みえし嬉しさよ
なお、歌詞中の「和歌山」は、現在の紀和駅のことである。
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駅構造



相対式ホーム2面2線の、交換設備を備えた地上駅。和歌山駅管理の無人駅。2005年に駅舎が撤去され、コンクリート製のボックスカルバートを転用した簡素な出入口となった。そこに自動券売機が設置されている。出入口は粉河方面行きホーム側にあり、和歌山行きホームへはホーム西側に設置されている跨線橋で連絡していた。2021年6月に、和歌山行きホームに出入口と、ICOCAチャージ対応券売機を設置した待合所が新設された。跨線橋は2021年6月に閉鎖され、その後撤去されている。トイレは設置されていない。
のりば
利用状況
駅周辺
隣の駅
かつて存在した路線
- 日本国有鉄道
- 和歌山線(旧線)
- (千旦駅 -) 田井ノ瀬駅 - 紀伊中ノ島駅
脚注
関連項目
外部リンク
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