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甲波宿禰神社 (渋川市行幸田)
群馬県渋川市にある神社 ウィキペディアから
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甲波宿禰神社(かわすくねじんじゃ)は、群馬県渋川市行幸田にある神社。祭神は速秋津彦命、速秋津姫命の2柱。旧社格は村社[1]。
由緒
渋川市川島の甲波宿禰神社の社記によれば、文安年間(1444年 - 1449年)に同社から当社を分祀したとされている[2]。
『上野国神名帳』一宮本に見える「従五位上 甲波明神」を当社にあてる説もあるが[1]、「赤波明神」とする異本があることや、甲波宿禰神社を「宿祢神社」と略した例はあっても「甲波神社」と略した例がないことが指摘されている[3]。
『神明考証』では賀袁真稚命(かおのまわかのみこと)・大水口宿禰命(おおみなくちのすくねのみこと)を社名の由来とし、宝永4年(1707年)の創建とするが、神社所有の古筆写に元和8年(1622年)「湯上村に神定仕候」とあることからこの時に分社されたとも考えられる[4]。
天明6年(1786年)に書かれた紀行本『山吹日記』(奈佐勝皐)には、「湯の上のひたりのかたに、いと陰たかくふりにし社あるはハ甲波宿祢のやしろと聞ゆ」と記述がある[2]。
現在の本殿・幣殿・拝殿は元治元年(1864年)の造営である[4]。
社格
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祭神
主祭神


境内社

甲波宿禰神社の社殿左側奥に鎮座する境内社

石尊大権現の石碑の奥に鎮座する境内社
- 東諏訪神社、西諏訪神社 - 明治42年2月16日に合祀した。なお、東諏訪神社、西諏訪神社に奉納されていた行幸田の獅子舞は、現在は甲波宿禰神社に奉納されている[9]。
- 稲荷神社(束田窪、前田窪、後田窪、二本木)
- 八坂神社、北野神社、白皿神社、大名持神社
甲波宿禰神社の社殿の周辺を囲むように鎮座する石祠群
- 天満宮、稲荷社、日枝社、淡島大明神
甲波宿禰神社の社殿の周辺を囲むように鎮座する石碑群
- 天満神
- 少毘古那神、大名牟遅神
- 御嶽神社、阿蘇神社、古御嶽神社
- 八坂大神
行事

- 春祭(4月17日に近い日曜日)[4]
文化財
渋川市指定重要無形民俗文化財
交通
脚注
参考文献
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