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白糸台車両基地
東京都府中市にある西武鉄道の車両基地 ウィキペディアから
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白糸台車両基地(しらいとだいしゃりょうきち)は、東京都府中市白糸台2丁目にある西武鉄道の車両基地。多摩川線の使用車両の保守を受け持っている。


設備
多摩川線白糸台駅に隣接している。線路は駅の南側に3線あり[1]、北側から順に洗車線、検査線(ピット)、修繕線の設備がそれぞれ2両分ずつ設けられている[注 1]。
駅の下り方で本線から分岐しており、車両は下り方(競艇場前駅側)からは直接、上り方からは引き上げ線を経由し出入りが可能。
設備概要[1]
- 敷地面積: 4,920 m2
- 最大収容両数: 20両
- 構内線数: 3線
- 検修棟: 2線
- ピット(検査線): 45 m ×1本
- 修繕線: 1本
- 洗車線: 1本
各線の番号については、以前は駅から通しで北側から1番線 - 6番線、下り方の引き上げ線が7番線であった[2]。その後分離され、北側から駅3番線 - 1番線、車両基地1番線 - 3番線となり、引き上げ線は駅4番線となっている[1][3]。なお2025年には少なくとも建屋内の2線について、北側が22番線、南側が23番線であることが示されている[4]。
配置車両
当車両基地の所属車両はなく、以下の車両が本線系統(玉川上水車両基地)から貸出されて常駐している。
車両運用
- 多摩川線は西武鉄道の他路線から分離しているため、新秋津(小手指) - 武蔵境(白糸台)で甲種輸送が1年に4回[1]行われており、その際に1編成が本線側の車両と入れ替わる。本線から送り出された車両は、当基地を拠点として多摩川線の運用に就き、1年後の輸送で本線へ戻されるのが通例となる。
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歴史
- 1917年(大正6年)10月 - 多摩鉄道の武蔵境駅 - 北多磨駅間開通に際し、北多磨機関庫として開設。当初は蒸気機関車1両・客車2両・貨車12両を配置[5]。1992年までに北多摩車両管理所[6]へ改称されている。
- 1927年(昭和2年)8月30日 - 多摩鉄道線の(旧)西武鉄道による買収に伴い、西武鉄道の車両基地となる。社名はその後1945年西武農業鉄道、1946年西武鉄道に。
- 1928年(昭和3年) - ガソリン動車を新たに配置(当初3両、後に増備)[5]。
- 1950年(昭和25年) - 多摩川線の電化に伴い構内を電化。気動車・客車の配置を廃し、新たに電車を配置(後に電気機関車も配置)。
- 1957年(昭和32年)9月 - 蒸気機関車の配置廃止。
- 1999年(平成11年)3月 - 組織改正で玉川上水車両基地の管理下に入る[2]。
- 2001年(平成13年)3月28日 - 北多磨駅の白糸台駅への改称にあわせ、北多磨車両基地から白糸台車両基地に改称。
- 2001年(平成13年)7月9日 - 組織改正で新宿線車両所白糸台車両基地となる[2]。
- 2023年(令和5年)4月1日 - 玉川上水車両所白糸台車両基地となる。
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脚注
関連項目
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