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百間堤溜池
岩手県一関市にあるため池 ウィキペディアから
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百間堤溜池(ひゃっけんつつみためいけ)は、岩手県一関市室根町津谷川字有切にあるため池である。
概要

国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
北上山地の太田山(標高685.3メートル)の山麓に100間(180メートル)を超える長大な堤を建造し灌漑用のため池として造られた[2]。形状は地形をうまく利用し細長い形をしている[3]。堤の頂長は180メートル、高さは7.9メートル[1]。池の幅は50メートルで、総貯水量は40万5千立方メートルに及ぶ[4][1]。これは室根地域(旧室根村)では最大で、市内でも有数の規模を誇る[1]。
地元に伝わる構築の由来は、伊能忠敬に弟子入りした地元出身の「小野寺面之助」が1804年(文化元年)から1845年(弘化2年)に私財を投じ普請したと伝えられている[2]。
下流の棚田は「有切棚田」として「東磐井地域棚田20選」に選ばれている[5]。2025年現在、地元農家13軒が池の水を利用している[4]。
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アクセス
道路
- 室根町中心部から宮城県道・岩手県道18号本吉室根線経由で約15分
路線バス
周辺
付近には複数のため池が所在する。百間堤溜池の上部には太田(だいた)溜池(総貯水量4.2千立方メートル)、南西に600メートル進んだところには後平(うしろだいら)溜池(総貯水量2.5千立法メートル)がある[6][1]。ほかにも総貯水量1万立方メートル未満の小規模なため池もある[1]。
脚注
関連項目
外部リンク
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