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相見とし子

日本の小説家 (1925-2005) ウィキペディアから

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相見 とし子(あいみ としこ、1925年 - 2005年)は、日本の小説家

略歴

京都府竹野郡間人町(現・京丹後市)生まれ。二人兄妹であったが、兄は第二次世界大戦で戦死した。

日本女子大学国文学部卒業。

後に同志社大学教授(現・名誉教授)となった相見志郎と結婚し、創作活動に入る。ドイツ文学者・前田敬作が京都大学助教授時代に出していた同人誌『集団55』に発表した初創作の『魔法瓶』で1957年(昭和32年)上半期の芥川賞直木賞の女性としては初めての同時候補となる。

執筆活動を続けながら、1973年(昭和48年)から平成初め頃まで20年間ほど、左京区の自宅敷地内で文化人の集う居酒屋「木の目会」を実質経営。独立美術協会に所属していた安田謙中村善種新制作所属の面屋庄三他、多くの美術家や文化人が参集していた。

写真家であった長男・相見明は1981年にアメリカ・ニューヨークブルックリン橋でロケーションハンティング中に、橋のワイヤーが切れるという不慮の事故に遭遇。意識不明のままセント・ビンセント病院にて32歳で死去。

2005年に京都市の日本バプテスト病院にて死去。没後、遺骨は丹後間人(京丹後市)の墓に埋葬される。

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執筆作品

(単行本のみ)

  • 『あるひととしのうた』(日本図書刊行会) 1987年9月
  • 『わたしからあなたへ』(聚槐舎) 1990年6月
  • 『京都盆地』(宝塚出版) 1999年1月
  • 『相見とし子作品集』(宝塚出版) 1995年3月 - 「魔法瓶」を収載。
  • 『絵そらごと』(鳥影社) 2004年9月

参考文献

関連項目

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