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ビンデシン

抗悪性腫瘍剤の一つ ウィキペディアから

ビンデシン
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ビンデシン(vindesine)は、化学療法で用いられる抗有糸分裂英語版ビンカアルカロイドである。抗悪性腫瘍剤(抗がん剤)の一種。CAS登録番号53643-48-4。ビンブラスチンの初めての半合成アナログである。

概要 IUPAC命名法による物質名, 臨床データ ...

硫酸塩が「フィルデシン」という商品名で発売されている。VDSという略号で表されることがある。

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適応

急性白血病慢性骨髄性白血病の急性転化を含む)、悪性リンパ腫肺癌食道癌[1]

副作用

骨髄抑制、抗利尿ホルモン不適合分泌症候群 (SIADH)、麻痺性イレウス、消化管出血、間質性肺炎、心筋虚血、脳梗塞、神経麻痺、痙攣、聴覚異常、筋力低下(起立障害、歩行障害、階段昇降障害、手指連動障害など)、知覚異常、末梢神経障害、アナフィラキシー様症状、食欲不振、悪心・嘔吐、口内炎、便秘 AST (GOT) 上昇、ALT (GPT) 上昇、Al-P上昇、 BUN上昇、クレアチニン上昇、発疹、脱毛、しびれ感、知覚低下、息切れ、気管支痙攣、悪寒、発熱、静脈炎など。

作用機序

あまり明らかではないが、微小管またはチューブリンに関連したものであるとされる。

脚注

関連項目

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